女子の遺伝子

  • 亜紀書房
3.70
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本棚登録 : 420
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750513072

感想・レビュー・書評

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  • 興味深い内容で一気に読みました。生むこと、生まれること、看取ること、この世を去ること、それに使う自分のからだ。色々無理しちゃったり、自分のことは後回しにしちゃったりするけれど、もっと自分のからだを大切にしたくなりました。

  • 914.6
    出産、子育て。母という存在

  • 対談本。小説家ではなく、ある種セラピストだと思っていると明言し、わかる人だけでいい、大勢には向けていない、という一方で、著者の小説にこめた想いや姿勢には自然と背筋が伸びる。何でもタイトルに女子を付けるのはどうかと思うけれど、この手の本は自分の中に投下して考えるきっかけになっていい。体、仕事、出産、など、どの話も深く掘り下げてない事での好さがあり、自分が好きで楽しいことをやろうという言葉はシンプルだけど、色々考え経験した結果行き着いたんだろうなぁという重みがあった。こぼれ話もワールドワイド。

  • 自称セラピストの作家、よしもとばななさんと津田塾大の先生である三砂ちづるさんの対談集。吉本隆明さんの持論から展開する女性の心と体、妊娠、出産、子育て、両親との関係、仕事について語り尽くします。女性の体についても知らないことがあったり、納得できたり少し反発をおぼえるところもあったりしますが、自分はできなかったけど、こういうやり方もいいんじゃない?的なアドバイスですんなり入り込みやすかったです。
    読んでよかったです。

  • 私もお二人といっしょにお喋りしてるような感覚がしていた。読後は私も外に出て頑張ろう!って思った。楽しかった。

  • 状態:貸出可
    ※利用対象者:本学の教職員と学生に限ります。

  • ちょっと思っていた感じとは違ってました…

  • よしもとばなな・・・。好きになって嫌いになってまたちょっと気になる。
    バランスが良い人なのか悪い人なのか。
    信じていいのか信用ならないのか。

  • よしもとさんが気になっていたのでジャケ(タイトル)買い。これで初めて三砂先生を知る。母校の学食で一気読み。買って良かった。最初の数ページ読んで既にそう思った。

  • 女子はとても幸せな生き物だと気づかされました。

    三砂先生のとんでもな感じをばななさんが中和している感じでとても読みやすかったです。

    お二人のように自然にまかせてしなやかに生きてみたいと思いました。

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著者プロフィール

1958年山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学PhD(疫学)。作家、疫学者。津田塾大学多文化・国際協力学科教授。専門は疫学、母子保健。著書に、『オニババ化する女たち』(光文社新書)、『死にゆく人のかたわらで』(幻冬舎)、『女が女になること』(藤原書店)、『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』(ミシマ社)、『女に産土はいらない』(春秋社)、『セルタンとリトラル』(弦書房)、『ケアリング・ストーリー』(ミツイパブリッシング)など、きものについては『きものは、からだにとてもいい』(講談社+α文庫)がある。編著に『赤ちゃんにおむつはいらない』(勁草書房)、共著に『気はやさしくて力持ち』(内田樹、晶文社)、『ヒトはどこからきたのか』(伊谷原一、亜紀書房)、訳書にフレイレ『被抑圧者の教育学』(亜紀書房)などがある。

「2024年 『六〇代は、きものに誘われて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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