- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751518090
感想・レビュー・書評
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日本語補習校の蔵書の一冊。クリスマスイブに起こるちょっとしたお話(ホームレスの老婆と少年の関わりや、人生に失敗した中年男性が捨て子を拾う話や、老人ホームを慰問する少女の体験とか)を集めた短編集。かと言ってすべてハッピーエンドではないし、キリスト教の教えを押し付けるものでもない。ほんわりする話や、じんわりする話が多いかも。
僕が小さい頃、母親が「ベッドタイムストーリーズ」っていう本を買ってきて(たぶん)読んでくれたのを思い出したんだけど、こちらはいわゆる「道徳本」だった気がする(その割には結構内容を覚えてたりするんだけどw)。
それに比べると読みやすいけれど、今の子どもにこの本の「ゆっくり」した世界観が伝わるかはちょっと疑問。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
A Midnight Clear ~Stories for the Christmas Season~
Katherine Paterson 作
ゆあさ ふみえ 訳 -
A Midnight Clear ~Storyies for the Christmas Season~
Katherine Paterson
キャサリン・パターソンのクリスマスにまつわる短編集。
一番好きな作品は「よい子バッジ」
目の前で起こったことがすべてを表しているのではなく、一歩踏み込んでみると真実が見えてくる。
自分で判断したことは自信をもってよい。