ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸 (アスキー新書 8)

著者 :
  • アスキー
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756149169

作品紹介・あらすじ

トヨタ、日産、BMW、ベンツ、アディダス、ロイター通信、IBMが上陸したビジネスフロンティアの全貌。

感想・レビュー・書評

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  • m9(^Д^)プギャーってするつもりで購入したが、以外と考え込んでしまった。や、内容としては夢見がちな青年がメリットと未来だけみて突っ走ってるってだけで、面白みは特にない。が、それにあてられてネットサービスの将来を考えるきっかけにはなった。そのうちまとめたいな。

  • セカンドライフに興味を持ったので、購入した本。今後、仮想社会がパラレルワールドとなり、普通の生活の一部になるのかもしれない。そうなってくると語学を使いこなせていないと、敷居が高くなかなか踏み入れることができない世界になってしまうね。

  • グラフィックボードを買って以来、軽くはまっている「セカンドライフ」。氷川きよしの歌が頭のなかでリフレインする日々です。「らんらららー、セカンドライフをー、おーえん、しますー。ハートフォードせーめー」てやつ。

    この本の著者はセカンドライフの可能性、意義を見つけ、日本に紹介する会社を作った人だから、結構、宣伝ぽい。個人がセカンドライフで何ができるのか、何をすれば稼げるのか、ちょっと考えてみるとおもしろそう。

  • 著者の言っている可能性があるのは
    非常によくわかります。
    でも、全体的に見通しが非常に甘いです。

    そもそも海外がメインのところに
    日本の人は喜び勇んでは入らないのです。
    まあ、英語が好きな人は入っていくことでしょう。
    それが現状なのです。
    そこを著者は見落としていましたね。

    それと現実、
    セカンドライフよりもそういったチャンスは
    LINE、Youtubeに奪われてしまっています。
    まず日本仕様のものがなかったのが
    致命的だったのでしょう。

    以前、セカンドライフを探索するブログもありましたが
    それも更新がまばらになりましたしね。

  • 単なるブームなのかと思っていたが、奥が深いことがよく分かった。
    便乗して儲ける人とそうでない人の差が開くのだろうな。

  • 「ウェブ仮想社会」「ネットビジネスの新大陸」というタイトルに冠された言葉を見ると、盛者必衰というか、ドッグイヤーというか…。7年ほど前に出版された本。
    セカンドライフに飛びついた人も、ハズした人も、今になってあれこれいうのは簡単で申し訳ないけど、現在のところの結果は皆が知るとおりで、続々と企業が参入した新大陸からは、続々と企業がいなくなって、いまは残った人たちが楽しく使っている(らしい)。
    あらためてこの本を読み返してみると、みんながつながる社会、というインフラとして、セカンドライフよりずっと強力なスマートフォンの台頭をまったく織り込めなかった、ということに尽きる。セカンドライフが日本で流行った(というか、流行らせようとした)2007年は、iPhone登場の年でもあった。
    社会と自分をつなぐのに「仮想」などが必要なかったのだ(余談だけど、今はカソウといえば、下層だよね)。
    踊る阿呆と見る阿呆、そのどちらをも抱き込んで躍らせる阿呆。それをさらに遠くからみる阿呆。なんていうことが思いついた。

  • 涙なしでは語れない本シリーズ。

    セカンドライフが流行ると豪語して会社を立ち上げ、超大手企業からセカンドライフ内のシステム開発を請け負う様になった著者は、素直に素晴らしいと尊敬する。それも、年齢的にもまだ20代とものすごい若い。
    素晴らしい活力と、営業力であったと思う。

    しかし、彼のHPを見れば分かる通り、2007年でそのすべてが完結しており、その後の成果物が存在しない。
    本書では、従業員を増やしてその大半を海外の人にする〜など、大志を抱いていた。

    時代の流れを読むのは難しい。流行ると考えて切り込んで、うまく行かなかった例はゴマンとある。その中の一つだった。それだけだ。

    現在、コミュニケーションデバイスとして仮想空間を利用することは、多くの専門家は否定的である。
    アイフォンや携帯、パソコンなどマルチプラットフォームで共通化したクライアント端末から共通したシステムにアクセスして情報を共有できる、コミュニケーションツールが主流となり、なるべく簡便に、検索容易性が優れているものが好まれる。

    セカンドライフのようなワールド系のシステムは、では流行らないのかというと、そうでもないと考える。
    例えば、自由に建物を建設したり冒険したりするオープンワールド系のマインクラフト等は、とても優れたゲームだ。
    セカンドライフの問題は、1サーバーに最大収容者数が50名前後であり、日本企業の多くの人達が考えたワールドシミュレーションで多くの人が交流するという意図は、そもそもシステム的な設計から不可能だったのだ。
    この点、各大手企業に宣伝できると煽った人たちは戦犯であるだろう。
    セカンドライフは、少数の友人コミュニティが遊べる空間であり、不特定多数の人間が1つのセグメントに集まり遊べるようなものではない。

  • 今更mixiやらアドワーズなんかの説明からしている割には
    そのあたりを理解していない層が読んでセカンドライフとは
    何ぞやというあたり うまく伝わらない感じ

    著者はセカンドライフに絡む商売を始めたようで
    啓蒙活動の一環として本書をだしたようだが
    自分だけ盛り上がっちゃって ほんとに日本でも
    定着するのやら
    10年後のセカンドライフなんて言ってるけど
    多分 無くなってるような

  • セカンドライフについて知りたくて読書。

    2010年現在でセカンドライフが爆発的にヒットしているという話は耳にしない。現状が氣になった。

    iPhone、iPad、そして、アンドロイド搭載携帯と、デジタル化に対抗するようにアナログ的な操作感覚を楽しむような端末が登場する傾向にあるように思う。

    キーボードもマウスも必要なくなる日がくるというのは、十数年前にもよく目にした話であるが、いまだになくなるとは思えない。

    ほかの人のレビューにもあるが、You Tubeなどの進化を続けるWeb2.0が充実してきたので、それらへ時間を使って楽しむ人が多いことがセカンドライフのヒットを妨げてているのかもしれない。

    インターネットを始めたばかりのころにハマった「仮想現実サイバーネオワールド」を思い出した。日本人は仮想現実社会にハマる性質を持っていると思う。

    読書時間:約20分

    セカンドライフを覗いてみます。

  • ・6/5 読了.

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著者プロフィール

連続起業家。青山学院大学経営学部卒業。デジタルハリウッド大学院デジタルコンテンツマネジメント修士。2012 年米国デラウェア州に音楽スタートアップBeatrobo Inc. を設立、CEO に就任。事業売却後、AI スタートアップ・スタジオ All Turtles のプロダクトマネージャーを経て、2020 年より株式会社ミラティブのシニア・プロデューサーとして参画。事業の傍ら、著名シリコンバレーの起業家の取材通訳・講演同時通訳を務める。米国育ちのバイリンガル。著書に『ウェブ仮想社会「セカンドライフ」: ネットビジネスの新大陸』(アスキー)、共訳書に『WHO YOU ARE』(日経BP)など。

「2021年 『爆速成長マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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