あたりまえだけどなかなかできない 係長・主任のルール (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 165
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756915467

作品紹介・あらすじ

仕事人生の9割は係長・主任時代で決まる!

・はじめての役職でどのようにふるまっていいかわからない。
・プレイングマネジャーとして、自分の仕事かマネジメントかどちらかが
 犠牲になり、思うように成果をあげられない。

そんな主任・係長の、仕事のうえでの悩みを解決。

はじめてのリーダーのための、一生モノのバイブル。

感想・レビュー・書評

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  • 上司からの信頼を得ることが第一と感じた

  • 普通です。 10年前の本なので、世代によって少し引くかも(笑)

  • <本のタイトル>
    あたりまえだけどなかなかできない 係長・主任のルール

    <本の紹介>
    仕事人生の9割は係長・主任時代で決まる!
    はじめての役職でどのようにふるまっていいかわからない。
    プレイングマネジャーとして、自分の仕事かマネジメントかどちらかが犠牲になり、
    思うように成果をあげられない。
    そんな主任・係長の、仕事のうえでの悩みを解決。
    はじめてのリーダーのための、一生モノのバイブル。

    <何が書いてあったか(誰でも書ける)>
    ★1章:係長・主任の仕事のキホン
    ・会社の中で「もっとも未来への可能性をもつリーダー」だと自覚する
     係長・主任はリーダーとしてのデビュー戦。
     まだ結果責任は上司も一緒に負ってくれる。失敗を恐れずに思いっ切りやることができる

    ・地位を与えてもらっただけではうまくはいかない
     リーダーマッチ理論の「1:2:4」の法則
      「リーダーの権限・権威」よりも、「チームの課題」を明確化すると2倍影響力を発揮できる
      「リーダーの権限・権威」よりも、「メンバーとの人間関係」を構築すると4倍影響力を発揮できる
     なのでチームメンバーとしっかり話し合い人間関係を築き、
     このチームで何を成し遂げるのかを目標設定し、メンバーと共有することが大切。

    ・管理職への最終選抜にエントリーしたという意識を忘れない
     係長・主任は働き方のギアチェンジを求められる
     言われたことをやる社員から、考えて指示を出す側の社員になれるかどうか
     教えられる側から教える側に、組織として稼いでくれる側に
     管理職のポストに限りはあるし、全員がなれるわけではない。
     また無理に目指す必要もないが、肩書は無かったとしても、組織を率いる人材になる必要はある。

    ★3章:プレイヤー兼指導者の必勝コミュニケーション術
    ・メンバーに期待しすぎない
     期待しないという話では無く、期待しすぎないことがポイント
     メンバーの状況に気を配り、前提として期待しすぎず、できたら「絶対加点評価」でほめる。
     これにより、メンバーが育ち、前向きで成長志向のある組織を作ることにつながる。

    ★4章:これだけおさえよ!リーダー力
    ・結果ではなく、プロセスや方法を、常時チェック&修正しよう
     自分とチームの業績を出し、メンバーを育成し、さらに強いチームにする
     そのためには「結果」ではなく「プロセスや方法」をほめたり叱ったりする

    ・成功するまで担当を降ろさない
     失敗して終わらせない、バックアップの人間を追加するなどして、
     支援して乗り越えさせ、メンバーに成功体験を届けることで自分もメンバーも成長する。

    ★6章:背中を見せる現場リーダーの仕事術
    ・わかりませんは禁句
     絶対的な正解がない時代であり、考え、仮説を立て行動できる力が求められる
     すぐに分かりませんと言い、楽をする癖をつけると、売れない人材の第一候補となる。
     正解不正解はともかく、そこに至るまでの仮説を自分なりに考え尽くし、やってみる
     それを高速で繰り返せる人材が、買われる人材、伸びる人材である。

    ★8章:係長・主任の地力作りのルール
    ・これまでに最もお金と時間を使ってきたことに、さらにお金と時間を突っ込むといい
     自分がもっとも好きで得意な部分にさらに負荷を掛けることで、自分の突出した部分に磨きをかける。

    ★9章:係長・主任のキャリアのルール
    ・会社に「貸し」を作る
     人間関係、仕事関係、給与についても「常に貸し越し」状態をキープすべし
     最初に多くもらい過ぎるよりも、成功してから成功報酬でもらったほうがハッピーが続く
     「借り」が多い状態であれば、相手に依存してしがみつくことになってしまう。主体性を失う。
     「貸し」が多い状態であれば、自分優位に立てる。会社にとって失うと困る人材になるべし。

    <そこから何を学んだか(自分自身のオリジナルの意見)>
    ・管理職への最終選抜にエントリーしたという意識を忘れない
     係長・主任は働き方のギアチェンジを求められる
     言われたことをやる社員から、考えて指示を出す側の社員になれるかどうか
     教えられる側から教える側に、組織として稼いでくれる側に

    ・地位を与えてもらっただけではうまくはいかない
     リーダーマッチ理論の「1:2:4」の法則
      「リーダーの権限・権威」よりも、「チームの課題」を明確化すると2倍影響力を発揮できる
      「リーダーの権限・権威」よりも、「メンバーとの人間関係」を構築すると4倍影響力を発揮できる
     なのでチームメンバーとしっかり話し合い人間関係を築き、
     このチームで何を成し遂げるのかを目標設定し、メンバーと共有することが大切。

    ・結果ではなく、プロセスや方法を、常時チェック&修正しよう
     自分とチームの業績を出し、メンバーを育成し、さらに強いチームにする
     そのためには「結果」ではなく「プロセスや方法」をほめたり叱ったりする

    <それをどう活かすか(アウトプットによる実践経験の蓄積)>
    働き方のギアチェンジをする。自分が頑張るのではなくチームで成果を出すために試行錯誤する。
    新しいプロジェクトに取り組む際には、課題共有や人間関係の構築のためにコミュニケーションする。
    プロセスについて指導をしていくことで、仕事の成功確率を上げていくようチーム運営する。

  • マネジメントに悩んでいる時に読んだ本。いくつかためになる事が書いてあったり、普段指摘されている理由がわかったりと、色々ためになった本。

  • ○成功するトップは「いつ、係長、主任を卒業するかを決めていた」自身の大きな方向付けをしていた
    ○成功するトップは、限られた時間で楽をして、なおかつ誰にも負けないパフォーマンスを出したいというのを原動力にしている
    ○メンバーには期待しすぎず、できたことを「加点評価」で褒める
    ○相手の「自己重要感」を満たしてあげる。供給不足の「褒める側」にまわる
    ○結果ではなく、プロセスや方法を褒めたり叱ったりする
    ○相手が求めている課題やテーマをどう解決してあげられるかが日々自問すべきポイント
    ○「仕事は高級なゲームに過ぎない」という気持ちをもち、今回のゲームをメンバーと楽しんでステージクリアを目指す
    ○ツキや運はコントロールできる
    ○他人と比較しないことが、自分を強くし、ツキを呼ぶ
    ○立ち去った後の状態が汚い、片付けをしない人は、ツキや運をつかみにくい
    ○辞めたいと逃げ出す前に、もう一度目の前の職務に向き合ってみる

  • とにかく覚悟を決めてやるしかない、そうした者にしか味わえない人生のおもしろさがあるのだろう。

    「損得よりも好き嫌いを重視してみるとよい。リーダーののめり込み、ワクワク、情熱に人はついてくる。好きだからのめり込める。時間を忘れるような仕事が自分を育てる。長続きする、ライフワークになる。中毒症状に陥るくらいの、仕事に関係する追求テーマ・深掘りテーマを、何としても手に入れる。」

  • 見開き2ページにルールは1つ。
    冗長にグダグダ書くんじゃなくて要点を絞って2ページに収められているので、読みやすい。
    読み手への配慮でしょう。
    事例や引用が適材適所で用いられ、また文章には小気味の良さを感じます。
    途中からのめり込んでしまいました。
    特に6〜8章が面白かったです。

  • 仕事量と部下育成について課長と意見合わなくて腹立ったから、気持ち落ち着けるために読んだ。結構マーカーで線引いた。気持ちリセットして、明日から働こうと思えた。

  • 色々とタメになることが書いてあるんだけど、とにかく「頑張らないと!」という気持ちにさせてくれた。
    モチベーションが下がった時に再読したい。

  • チェック項目11箇所。係長・主任は、リーダーとしてのデビュー戦だ、チームリーダー、プロジェクトリーダーとしての責任と役割をもてる、一方で、結果責任は上司も一緒に負ってくれる分、リスクに構えすぎずに、思う存分暴れてかまわない、失敗しても挽回は何度でも効く時期だ。まず最初に重視しなければならないのは、実は、上司だと言ってもよい、上司も含めた「他人」を、良好な関係をもって動かすことを意識しよう。係長・主任としての君は、ぜひ、組織情報を可能な限りオープンにするよう働きかけ、自分のチーム、グループ単位の「擬似社長」として、売上・コスト・利益に目を配って働いてほしい。係長・主任となった君が、まず最初に取り組むべきことは? それは、「いつ、係長・主任を卒業するか」についての目標を設定することだ。係長・主任の君は、趣味も仕事も自らのめり込み、周囲の人達を巻き込んで「これ、おもしろいよ!」「いけるじゃないか!」のオーラを振りまこう!メンバー時代は「不言実行」、つべこべ言わず、自分の責任や目標を遂行、達成するのがよかった、しかし、リーダーとなったからには、自分だけに誓って達成しても、不十分だ、周囲を巻き込むためには、「有言」は欠かせない、宣言、言い出しがあるから、チームに勢いがつくんだ。係長・主任の君は、現場の代表者、あるべき理想を遠慮なく上司にぶつけよう、上司批判ではない、まずい状態、問題と思われる事実に対して、本気で怒るんだ。リーダーの君が、常に、達成したいゴールにメンバー達の目を向け、その解決策を考えさせ続けることができれば、そのチームからは鬱も発生しないし、解決志向の自立したメンバー達がいつの間にか育っていることに、遠くない将来、気が付くだろう。課長や部長も、人の子なんだ、部下である君やメンバーには言えない気もちや悩みを抱えて、毎日、頑張っている、そんな上司のことを理解してあげ、フォローしてあげることで、チームがうまくいくための環境を作ろうではないか。辞表を書く前に、変な遠慮やあきらめを捨てて、どうせ辞めるならと、遠慮なく、思い切り、目の前のことをやり切ってみたらよい、そうすれば、そんな君には、いつしか引く手あまたのスカウトの声が常時舞い込むようになるに違いない。規則正しい生活習慣によって、健康でツキのある活動力が手に入る、継続力、習慣化力の源にもなる、体が締まると自分への満足度、充実度が上がるのでハッピーになる。

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著者プロフィール

能楽師。観世流(梅若)シテ方。能楽協会会員。京都梅若会所属。緑幸会主宰。京都市在住。昭和45年角当行雄師に入門。55世梅若六郎師56世梅若六郎師(現・実玄祥師)に師事。シテは70数番。披キは以下の通り。昭和60年初シテ「小鍛冶」。平成4年「石橋」5年「猩々乱」10年「俊寛」12年「千歳」14年「道成寺」「藤戸」15年「弱法師」17年「花筺」18年「鉢木」「絃上」19年「砧」21年「山姥」22年「石橋大獅子」23年「望月」24年「隅田川」25年「松風」28年「恋重荷」。平成30年3月26日 一般社団法人日本能楽会「功労者表彰」受賞。

「2020年 『お能健康法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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