世界経済はもっと荒れるぞ、そして超インフレだ

著者 :
  • 明日香出版社
3.20
  • (1)
  • (5)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 68
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756921000

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古今東西、財政破綻が失敗国家の必須要素になる。貨幣を大量に発行して貨幣を流通させれば経済発展という昭和のナイーブな発想は罪深い。

  • さわかみファンド創設者の2020年5月発行の本。今後の予測。【第一段階】コロナ禍で株価が大きく下がったところを買う。【第二段階】コロナ収束で景気が回復すると余剰マネーがバブル化。乱高下で下落したところを買う。【第三段階】金余りバブル。2年で崩壊。財政悪化で政府も打つ手なし。株価暴落と信用収縮で世界経済大荒れ。これが最後の買い場。行き着く先は金利上昇とインフレ。年金生活者は苦しむ。生活密着型優良企業の株価は急騰。異次元の金融緩和策の甘い汁を吸っていたゾンビ企業は経営破綻して市場から消える。

  • 始まったな しかし最後は株を買えって…^_^

  • 2021/10/07:読了
     勉強になった。

     ゼロ金利とコロナで大量の資金供給。
     コロナが開けると空前の金余りになる。
     お金の価値が下がるので、インフレになる。
     金融経済は崩壊する。
     リーマン・ショックを上回る、金融経済の崩壊が発生する。大混乱が発生するが、実は長期投資家の出番。
     実体経済に戻る過程であり、応援したい成長する企業の株を買う。
     崩壊のさなかは、なかなか買えないので、今から少しずつ買い始め、崩壊のピークに買い終える。

  • インフレになる。しっかりした株式を持とう。

  • 長期投資の教科書

  • 予想の当たり外れは別として、金融は実態がなくて好きになれない私にはとてもわかりやすく、同意できる考え方。エッセンシャルでかつ応援したい企業への長期投資が筆者の理念。バブルの仕組みや金融政策がうまくいっていない理由も言葉で書かれており理解できた。死に金=穴を埋める、生き金=新しい道をつくる。今まで節約=緊縮財政の方が良さそうと思っていたけど、使うことも大事。実生活への教訓。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3300 億円、顧客数は 11 万 7000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。『10年先を読む長期投資』(朝日新書)『金融の本領』(中央経済社)、『本物の株価上昇の波が来たぞ!』(日経BP社)『2020年に大差がつく長期投資』(産経新聞出版)『大暴落!その時、どう資産を守り、育てるか』『インフレ不可避の世界』『暴落相場とインフレ 本番はこれからだ』(いずれも明日香出版社)など著書多数。

「2023年 『本物の長期投資でいこう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤上篤人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×