女装少年アンソロジーコミック 桜組 (IDコミックス REXコミックス)

  • 一迅社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784758062459

感想・レビュー・書評

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  • ※一部に性表現の含まれる作品集です。
    ※収録作品名は末尾に記載。便宜上、番号を振ります。

    【印象】
    女装少年、百合のように舞い、薔薇のように刺す。
    とりわけ再読したい編は(8)です。
    男の娘×女の子は1編含まれます。

    【類別】
    漫画。異なる作家らによる短編集。
    ロマンス、学園、コメディ等。
    "女装"、"男の娘"。

    【筋】
    (2)異性装物では珍しい切り口に見えました。(4)連作「告白」の続編です、これも『初告白』所収。(7)同題連作続編。(8)台詞「高校入学を機に女装デビューしようと思って…」の箇所好きです。

    【画】
    (5)トラディショナルアリススタイル好き、『ペルソナ4』のクマを想起。頁102「ご注文は?」の齣が美しくて好きです。(8)この女装、可愛すぎてびびります。

    【組みあわせ・異性装動機・一人称・性的指向】
    (1)農協のヒーローショーでヘルプとして怪人役女装をさせられる男の娘と頼む女の子と通りすがりの農協職員女性、頼まれたので、僕、不明。(2)男の娘のドッペルゲンガー、潜在欲求を満たすまで消えないから、ボク、不明だけど自分の女装姿にどきっとしてはいる。(3)女子校男の娘と万能系先輩、親から「女装は世界を救うんだ!」と強要され育てられたため、僕と私、両性いけるって言ったよね。(4)町最強の不良中学生だけど学生ランダを着ないと弱気になっちゃう少年と家庭科部、家庭科部の好きな先輩に近づくため、俺、女性が好き。(5)小柄普通男子×大柄柔和女子、学園祭の妹カフェのキャストに推薦されたため、俺、女性が好き。(6)ボーイッシュ女子と美少女男の娘兄弟と無、私とボク自分の心がイエスと言ったからなんだと思う、不明だったりなんだったり。(7)女装部。(8)幼馴染男子と高校女装デビュー、「でも僕 物心ついた時からこうで…」、僕、少なくとも男性が好き。

    【備考】
    作家及び収録作品は以下のとおり。◆印は男の娘×女の子が冒頭で示されるもの。
    (1)浦瀬しおじ「魔農戦士ラブリーベリー」
    (2)はずみなりゆき「どっぺる!」
    (3)まいたけ「空を翔ける女装男子」
    (4)坂野杏梨「告白III」
    (5)電脳桜蛙団「高木くんと西浦さん」◆
    (6)鈴鳴いちご「桜木荘にようこそ」
    (7)結城さくや「春日部高校女装部」
    (8)エミリ「女装デビュー」
    また、アンソロジー同シリーズについてのレビューはつぎのとおり。
    『女装少年アンソロジーコミック 白組』
    https://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4758062048
    『女装少年アンソロジーコミック 桃組』
    https://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4758062099
    『女装少年アンソロジーコミック 姫組』
    https://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4758062234
    『女装少年アンソロジーコミック 蒼組』
    https://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4758062307
    『女装少年アンソロジーコミック 紅組』
    https://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4758062412

  • 978-4-7580-6245-9 159p 2011・5・5 初版

  • はやりの「男の娘」をテーマにしたアンソロジー。
    男の娘モノのコミックスを初めて購入して読んだが、
    ジェンダー・恋愛対象などなどいろいろ倒錯している印象。
    男の娘同士(ホモ落ちと捉えてよいのか)のオチから
    女の子と男の娘オチまで様々なオチがあるので、
    そういったものにある程度寛容でないと読めないのではないかと思った。

    個人的にはこういうまぜこぜはすごく好み。笑

  • まさか本当に女装部の続編を出してくれるとは……!

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著者プロフィール

篠原晴美
有賀忍
くまがいまちこ
西真里子
内山つとむ
倉島千賀子
篠崎三朗
高見八重子
なんば孝子
渡辺あきお
滝波裕子
日向山寿十郎
高瀬のぶえ
吉田千夏
加藤真夢
つるみゆき
田頭よしたか
吉野晃希男
山本省三
高橋敏彦
はなてる
唐沢静
高梁まもる
串田敦子
福田岩緒
深沢葉子
まえだけん
田沢梨枝子
中村景児

「2022年 『ものがたりの小径 発見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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