ナナイロノコイ

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.01
  • (9)
  • (14)
  • (146)
  • (17)
  • (7)
本棚登録 : 364
感想 : 44
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758410182

作品紹介・あらすじ

あなたの恋は、どんな色?出会いの予感、別れの兆し。七人の作家が描き出す、贅沢でドラマチックな七つの恋模様。書き下ろし6作+オリジナル1作で贈る恋愛小説アンソロジー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「そしてふたたび、私たちのこと」が好きだった

  • 江國香織先生→江國先生の言いようのない男女のつながりだ…
    それをしり目に恋に狂ってる若い女だ!!!!!!!!最近の江國作品でとんと見てないから新鮮だ!!!!!!!!!!!

    唯川恵先生→アレッなんかめっちゃ月9じゃん…と思ったら明治製菓の期間限定webサイト掲載だった短編だったそうで。なるほどね。

  • ミニコメント
    あなたの恋は、どんな色?出会いの予感、別れの兆し。7人の作家が描き出す7つの恋愛小説アンソロジー。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/388805

  • どの短編も良かったです。
    歳をとるということは、そういうことなんだよね、と思ったり、結局、女友達がいれば良いのかもしれないと思ったりしました。

  • 恋愛小説のアンソロジー。
    文章と話が好きなのはやっぱり角田光代。
    文章が好きなのは井上荒野。
    他の作品は何が言いたいのかわからなかったり、子どもっぽかったりした。

  • 唯川恵さんの手のひらの雪のようにがよかった。
    亮次の言葉が、そのまま2人の関係性を表していた。

  • 装幀・扉デザイン/今西真紀

  • 申し訳ないが、古く感じる。
    表現が。
    若さがない。

  •  恋愛オムニバス。
     私は中でも江國香織さんの「ドラジェ」が一番好き。ある一組のカップルの結婚披露宴パーティーに、それぞれにその結婚、または新郎に対して思うことを抱えながらも出席している二人の女性が偶然にもふと絡む瞬間に走る一種の緊張のようなものにどきどきした。

  • 江國香織 ドラジェ
    船上結婚式から話が始まる。その新郎と招待された歯科女医の過去、そして新婦の友人を通しての話。

    角田光代 そしてふたたび、私たちのこと
    不倫をしている友人を心配して、彼女の心を知りたくて自分も不倫を始め、そしてハマる。不倫している友人2人、恋人が居ない主人公。夏休みやクリスマス、お正月3人で過ごすというお話。

    井上荒野 帰れない猫
    人形作家と奥さん。川のほとりで暮らす二人。奥さんは家を出て恋人と暮らすつもりだったが、豪雨で外に出られない。そこに隣の猫が逃げ込んできた。

    谷村志穂 これっきり
    クラブと黒人好きの友人と連絡が取れない。それは一緒にクラブに行こうという約束を破ってから。
    友人を介して仲直りしようと試みる。
    仲直りするのだが、もうクラブに通う年齢でもなく…。

    藤野千夜 ビルの中
    同じフロア、別の会社で見かけた殿下が、駅で詩を朗読していた。それを見た衝撃からか、恋するようになる。
    やっと同じビルで会う事が出来た。そして話すチャンスが訪れた。

    ミーヨン くらげ
    私には合わない、意味が分からないお話だった。

    唯川恵  手のひらの雪のように
    ダブルデートを楽しんでいた2組のカップル。
    その片方の男と片方の女は居酒屋で月一で飲む場面から話が始まる。
    残りの片方ずつのパートナー同士、一夜の過ちを犯した事が判明した。気持ちを確かめるために一年後にまた再び会う約束をする。
    そこには約束を守り、主人公(女)の彼氏が待っているのだが、主人公は一番大切なものに気づく。

    ナナイロノコイという割には、恋???なの???
    という疑問が湧いてきた。

全44件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江國香織の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×