- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435987
感想・レビュー・書評
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読んでいると口の中に色彩豊かなお菓子の味がひろがってくるよう。最近やっと甘いものを楽しめるようになった身としては、職人さんって凄いなあお菓子って奥が深いなあとただただ感心。
ただ前作同様、話は淡々としてるし登場人物の心理が掴みにくい。恭也はあっさり帰ってくるけど二人の関係性がいまいち伝わらないし、武藤さんのいきなり(に感じた)の夏織への執着はちょっと怖かった。あとミステリ要素は完全になしでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パティスリーの色とりどりのショウケースを見ている気分になるくらい、色んなお菓子が出てくる。
それだけでお腹がすくし、わくわくする。
小説の中に出てくる夏織のお菓子のように優しさに溢れたトーンなのも好き。
もし、本が食べられるなら、私はこの本を食べたい。
きっと甘酸っぱくて、可愛らしい、幸せなケーキの味がするだろう。 -
ラ•パティストリーの5年後が舞台の作品。
前作では新米だった見習いパティシエだった夏織が中堅として活躍しています。
そんな夏織の元に、お菓子フェスティバルの話が舞い込みます。
やっぱりこのシリーズは、出てくる食べ物が何でも美味しそう!食べて〜
!!
神戸がメッカとのことで、思わず行きたくなってしまいますよね。
あと、職人としてひたむきに仕事する登場人物たちに頭が下がります。
チャランポランに生きてる自分が恥ずかしいです…… -
ラ・パティスリーからの続き。
あんまりにも昔に読んだので、あんまり覚えてなかった(笑)
単体で読むと夏織のかたくなさが目について、あんまり楽しめなかったかな。
前作のショコラティエの方が私好みです(*^^*) -
やっぱり僕は、甘いものが大好きだ!!
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神戸にあるフランス菓子店“ロワゾ・ドール”に、西富百貨店の武藤という男性が訪れた。西宮ガーデンズで行う「お菓子のフェスティバル」に参加して欲しいという。中堅パティシエの夏織は、その新作づくりに抜擢され日々奮闘していた。そんな折、密かに想いをよせていた先輩パティシエの恭也が、東京からひょっこり帰ってきて…。「ラ・パティスリー」の五年後を描いた、とびっきり美味しくて幸福なパティシエ小説、文庫オリジナルで登場(「BOOK」データベースより)
『ラ・パティスリー』『ショコラティエの勲章』の続編。
ちょっと成長した夏織が登場。
自分の仕事に真摯に取り組む姿勢は、読んでて気持ちがよいですね。
恭也との間はあんまり進展しそうにないけど、うーん、今後はどうなるんだろう。
あ、前の2作には見受けられたミステリ部分は無くなってしまったんですね、それは少し残念。
どちらかというと、お仕事小説っぽくなっていくのかな。
今回は販売業種目線が加わっていたので、完全なお菓子業界の話ではなかったのですが、こういう異業種が交わる話も面白いな~。
続編ありそうなので期待します♪
近日開店予定(?)の「ミュロワール」も楽しみだわ~。 -
武藤さん強引やのう。
でも最後にタルト食べて泣きそうになってるのはちょっと可愛いかもしらん。 -
お菓子のイベントに関わるパティシエ夏織と主催側の武藤の視点から描かれる物語。
出てくるお菓子がみんな美味しそう!楽しく軽く読めたけど、あまりにも波乱がなさすぎて少し物足りない。あと、武藤のキャラクターが微妙…。