密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 742
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437349

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。このシリーズは、外さないね。

    プロットされた事件がすべて同じところに収束していくところは、そうだとわかった後も特に違和感無く引き込まれた。

    さて、ここまでシリーズが確立した今、映画化がついてきていないのが残念。最初の終わり方が、続編からして原作とは別の流れになる感ばくはつやったからなあ…。

    ハードカバーでは、シリーズ第6作が出ているようなので、楽しみに文庫化を待つとしよう。すぐに忘れるんだろうけど…。

  • 道警シリーズ。各主要メンバーが活躍しかなり読み応えのある内容やった。各主要メンバーのキャラが確定してきたからかな。

  • 解説に“正しくプライドを持った警官”とありました。同感。

  • 上手く出来てる

  • 十月下旬の北海道で、ほぼ同時期に三つの死体が発見された。函館で転落死体、釧路で溺死体、小樽で焼死体。それぞれ事件性があると判断され、津久井卓は小樽の事件を追っていた。一方、小島百合は札幌で女子児童が何者かに車で連れ去られたとの通報を受け、捜査に向かった。偶然とは思えない三つの不審死と誘拐。次は自分の協力者が殺人の標的になると直感した佐伯宏一は、一人裏捜査を始めるのだが…。道警シリーズ第五弾、待望の文庫化!

  • 道警シリーズ第5弾~
    「あの人は警官でした」
    ・・・
    癒着、出世、天下りと、保身と金にまみれず正義を貫く。

  • これは面白かった。巻を追うごとにおもしろくなる感じ

  • やっぱり面白い、道警シリーズ
    事件が起こって、解決するまでの2日間
    スリリングでスピーディー
    函館、釧路、倶知安、そして札幌と
    身近な場所が想像しやすく、ドラマを見ているみたい
    そして、事件がリアルなんだよなぁ
    ああ、面白かった

  • 北海道警察シリーズ第5弾。北海道各地で2日の間に発生した3件の殺人。登校途中に何者かに連れ去られた女の子。関わりがないと思われたこれらの事件が1本の線で繋がり、裏が明らかになっていく過程に、ドキドキ・ハラハラしながら一気に読んだ。
    組織の中で仕事をしながら、恐れず怯まずに組織の膿をあぶりだしていく…孤高の闘いを続ける男の姿に、しびれる。あとがきの解説の中でも書かれているように、自尊心や仕事に対する誇りを感じる。
    次回作も楽しみ。

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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