- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759309799
感想・レビュー・書評
-
まあ普通かな
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海外篇でもうすうす気付いていたが、筆者があまりにも古典崇拝主義で、作品セレクトが実用性から乖離している項目が散見される。また、学術的な作品は現代からの批判的な解説を少しでも加えないと、単なる復古嗜好で終わってしまい、せっかくのブックガイド、教養指南というそもそもの意義がなくなってしまう。例えば今西錦司の特に進化論などはいまやトンデモ説に近いのではないか?
-
読み物としても面白い。
著者が本当にオススメしているのだろうなというのが伝わってくる。 -
読んだ事のある小説も、こんなのだったっけ、、、と、思われる作品が多々あった。
福澤諭吉にしても、オランダ語が、通用しないと、分かったら、英語をマスターして、ヨーロッパ外交使節になった事など、努力家だった事を再認識した。
自分を知るため、人間を知るため、社会を知るため、歴史を知るため、自然を知るため、、、、本は、色々教えてくれる。
安部公房の「砂の女」等、少し怖くて、人間の弱さの様な所を描き出している。
細井和喜蔵の「女工史」、荒畑寒村の「谷中村滅亡史」など、今では、新聞、マスコミで、大きく取りざたされる事が、裏に隠されていた時代が、あったことなど。
曲亭馬琴(滝沢馬琴)の「南総里見八犬伝」などは、今のドラゴンボールの物語が、この時代に、小説になっていたことに、その当時は、驚いた。
星新一の「おーいでてこーい」も、当初読んだ時に、SF小説と言う物とは、、、面白いと、思った。
本は、その時代の流れも、思想も、描かれていて、この本は、私が、まだ読んでいない名著も紹介してあったので、ぜひとも、時間の許す限り、読んでみたいと、思った。 -
関心のあるものだけ目を通した。
<関心を持った本>
福翁自伝 (福沢 諭吉)
タテ社会の人間関係 (中根千枝)
谷中村滅亡史 (荒畑寒村)
おくのほそ道 (松尾芭蕉) -
「世界」編と同じ感想。