秘伝ノストラダムス・コード: 逆転の世界史

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  • 海竜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (793ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759311389

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  •  ノストラダムスが生きた時代からフランス革命にいたる流れが絵物語のように描写されていたことには驚き以外ない。ノストラダムスが脳内で視たであろう衝撃的な光景は、詩という形以外では伝えることが出来なかったに違いない。
     4行詩は極めて視覚的な表現がなされており、歴史ドラマの進行と相まって、当事者であるかのような緊迫感を感じながら読み進めた。
     著者はフランス文学の専門家の為か、近代、日本、そして未来に関する予言の解説には同様の説得力は見出せなかった。また、詩の性質上、未来に起こることを今、解き明かすのは非常に困難であるらしい。    
     現代についても多くの予言が残されていることと思う。今進行中の出来事がどう表現されているのか知りたいところである。

著者プロフィール

竹本忠雄(TAKEMOTO Tadao 1932 ~)
文芸評論家。東西文化交流を主軸に多年、日仏両国語で創造的活動に従事。特にA・マルローと霊性的日本との契り、皇后美智子さまの御歌の仏訳紹介で深層の相互理解に資した。
代表作『マルローとの対話』、『皇后宮美智子さま 祈りの御歌』、『パリ憂国忌』、『ノストラダムス・コード』、詩集『CONCERTO』のほか、自伝的文学作品『未知よりの薔薇』全八巻を令和三年に刊行した。かたわら、目に余る外地の反日メディアに対して、日本文化防衛戦を提唱し、単身、第一線で活躍した。

「2022年 『千曲川のほとりにて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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