訪問看護師が見つめた人間が老いて死ぬということ

著者 :
  • 海竜社
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本棚登録 : 36
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759314519

作品紹介・あらすじ

人は死に方を選べない。しかし、老い方には選択がある!現役看護師が直面した現代の老い。この現実に救いはあるか!

感想・レビュー・書評

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  • 2016/02/02

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50006126

  •  著者は、たくさんの著書をものしているベテラン看護師。現在は精神科の訪問看護師として働いているそうで、本書はその経験から生まれたエピソードを綴ったもの。

     訪問看護という仕事のイメージが、よい意味で一変する内容だ。
     病棟勤務の看護師とは違う苦労とやりがいを赤裸々に明かして、読者の目を釘付けにする迫力がある。

     高齢化による医療費の増大を抑えるため、入院患者をなるべく減らしていこうとする世の趨勢によって、増加傾向にある訪問看護師という職業――。その内実を伝えて、社会的意義も高い本だ。 

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著者プロフィール

1963年生まれ。大学を中退し看護専門学校に入学。1987年から看護師。東京厚生年金病院(現JCHO東京新宿メディカルセンター)に22年間勤務し、内科、精神科、緩和ケアなどを経験。看護師長も7年務めた。勤務の傍ら大学通信教育で学び、短大一校、大学二校、大学院一校を卒業。2013年東京女子医科大学大学院博士後期課程修了。博士(看護学)。現在は精神科病院で訪問看護に従事する傍ら、大学非常勤講師、著述業。主な著書は『看護師という生き方』(ちくまプリマ―新書)他多数。

「2015年 『あたたかい病院』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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