100円商店街・バル・まちゼミ: お店が儲かるまちづくり

  • 学芸出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761525422

作品紹介・あらすじ

従来の単発イベントやハード整備、空き店舗対策に代わり、「100円商店街」「バル」「まちゼミ」の「商店街活性化三種の神器」が爆発的な広がりを見せている。「来街者」ではなく「来店者」を増やすにはどうすればよいのか?それぞれの事業の「生みの親」「育ての親」が、自身の経験をもとにその神髄をあますところなく語る。

感想・レビュー・書評

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  •  「商店街活性化の三種の神器」と言われる「100円商店街」、「バル」「まちゼミ」。イベントで来街者が一時的に増やすことより、継続的に来店者を増やしていくという点で、これらの手法が着目され、支持され全国的に広がりを見せている。
     三種の神器に共通するのは、
    ①個店の魅力を向上させ、ファンをつくる。
    ②企画は主催者が知恵を出す。
    ③参加する全ての人が楽しむ
     という点で、理想的なまちづくりのスタイルと言えよう。

  • 本書で紹介されている「3種の神器(100円商店街、街バル、まちゼミ)」は、従来ハードウェアやお祭りイベントに偏りがちであった、商店街活性化施策に対して、個店に顧客を呼び込むことを重視した施策である。
    個店が元気にならなければ、商店街の活性化は達成されず、地域の活性化にもつながらない。紹介されている事例は、まさに個店から地域までの活性化に成功した事例である。

  • お店に人を呼ぶのに従来型の宣伝ではなく、小さなコミュニティをつくるという方法も実は有益であるということを学ぶことが出来ました。
    これこそが、弊社のような小さなお店が行うべきことではないでしょうか?

  • 100円商店街・バル・まちゼミ、いずれも「補助金に頼らなくても実施可能」つまり「明日からでも取り組める」活性化策。
    なおかつ「来街者」ではなく「来店客」を増やす工夫なのである。

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著者プロフィール

長坂泰之(ながさか・やすゆき)
流通科学大学商学部准教授
1963年横浜生まれ。1985年独立行政法人中小企業基盤整備機構奉職。横浜市立大学大学院都市社会文化研究科博士後期課程修了(学術博士)。全国の中心市街地・商店街再生、阪神・淡路大震災・東日本大震災の被災市街地の商業集積の復興を支援。2019年から現職。専門は、流通政策、商業まちづくり、中小企業経営論。著書に、『中心市街地活性化のツボ』(学芸出版社)、『100円商店街・バル・まちゼミ』(学芸出版社)など。中小企業診断士(経済産業省)、地域活性化伝道師(内閣府)。

「2022年 『復興・陸前高田 ゼロからのまちづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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