「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指して

  • 北大路書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762832383

作品紹介・あらすじ

全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実とは。本書ではこの問いに迫るために,当代きっての著者たちが,現状において考えうる多様な回答を理論と実践の両側面から検討する。「一人一人の子供を主語にする学校教育」の実現に向けて,いま何ができるのか。その手がかりがここにある。

■主な目次
刊行に寄せて 【荒瀬克己】
第1章 「令和の日本型学校教育」と一斉指導の原理的問題 【奈須正裕】
第2章 多様性に正対し,自立した学習者を育む教育の創造 【奈須正裕】
第3章 一体的な充実を実現する2つの在り方 【奈須正裕】
第4章 互恵的に深化・発展する個別最適な学びと協働的な学び 【伏木久始】
第5章 幼児教育から見た個別最適な学びと協働的な学び 【大豆生田啓友】
第6章 個別化・個性化教育の推進 【加藤幸次】
第7章 個が自律的に学ぶ授業づくり 【佐野亮子】
第8章 才能・2E教育の観点からの個別最適な学びと協働的な学び 【松村暢隆】
第9章 協同的な学習における子どもの学びと育ち 【金田裕子】
第10章 協調学習とは何か 【白水 始】
第11章 多様な学び方を許容できる協同学習 【涌井 恵】
第12章 奈良の学習法に見る個別最適な学びと協働的な学び 【宇佐見香代】
第13章 フレネ教育に見る個別的・個性的な学びと協同的な学び 【坂本明美】
第14章 一人ひとりがみんなと自由に 【堀 真一郎】
第15章 経済産業省「未来の教室」プロジェクトが目指してきたもの 【浅野大介】
第16章 ICTが拓く個別最適な学びと協働的な学びの新たな地平 【堀田龍也】

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

奈須正裕(上智大学教授)
神奈川大学助教授、国立教育研究所教育方法研究室長、立教大学教授などを経て2005年より現職。 現行の学習指導要領等に関わっては、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会、教育課程企画特別部会、総則・評価特別部会、幼児教育部会、中学校部会、生活・総合的な学習の時間ワーキンググループ、小学校におけるカリキュラム・マネジメントの在り方に関する検討会議、小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議、2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会等の委員として、重要な役割を担う。主著に『「資質・能力」と学びのメカニズム』(東洋館出版社)、『次代の学びを創る知恵とワザ』『「少ない時数で豊かに学ぶ」授業のつくり方』(ともに、ぎょうせい)など。

「2022年 『個別最適な学びの足場を組む。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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