わが魂の告白 新装版

  • 求龍堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763094131

作品紹介・あらすじ

阿片中毒で入退院を繰返していたコクトーは、やがて神への信仰に救いを求めるようになるが…。友人の宗教家に宛て、信仰への動機や自らの芸術観、心情を切々と綴った、「ジャック・マリタンへの手紙」。作品集「療養所」より、一種異様な美を放つデッサンを加え、堀口大学渾身の訳でおくる、『阿片』の姉妹篇ともいうべき一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「ジャック・マリタンへの手紙」の新版で、デッサン集「療養所」がついたもの。
    阿片中毒の治療後療養中のコクトーが友人であるジャック・マリタンへ送った手紙で、
    思いつくままに心情告白しているのが興味深い。

    そしてここでもラディゲが。
    ラディゲへ対する「天の手袋」て、ここでも言及されていたのか。
    阿片への肯定がなんとも。
    読んでるうちにずーっと積みっぱなしの『阿片―或る解毒治療の日記』が読みたくなった。

  • 銀色に輝くカヴァーに覆われた、豪華大型本。堀口大學訳。コクトー自身のデッサン多数。コクトーな気分(どういう気分なんだか)なときに、取り出して眺めたい本。

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著者プロフィール

(1889年7月5日 - 1963年10月11日)フランスの芸術家。詩人、小説家、脚本家、評論家として著名であるだけでなく、画家、演出家、映画監督としてもマルチな才能を発揮した。前衛の先端を行く数多くの芸術家たちと親交を結び、多分野にわたって多大な影響を残した。小説『恐るべき子供たち』は、1929年、療養中に3週間足らずで書き上げたという。1950年の映画化の際は、自ら脚色とナレーションを務めた。

「2020年 『恐るべき子供たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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