- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763132574
作品紹介・あらすじ
運のいい人に共通する「行動パターン」「考え方」「物事のとらえ方」とは?「日本一優秀な頭脳の持ち主」の称号を得た著者が教える、強運になる方法。
感想・レビュー・書評
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「運のいい人というのは単に運に恵まれている」とかいうのではなくみな公平な運をつかみ取り、同時に不運を避けるような行動をとるということをその行動パターンで、科学的に探っている。
観察眼がさすがにひかっている。その分析を納得できるものを紹介してみる。
☆「運のいい人は自分なりの「幸せのものさし」を持っている。他人の尺度でなく自分の尺度で行動する。
→その通りです
☆自分を変える努力はしない。今の自分を生かす。
→良いね
☆運のいい人は自分を大切に扱う
→ごもっとも
☆運のいい人は常識よりも自分を上に置く。
→その通り
☆運のいい人は面白そうかどうかで決める。
(面白さを判断基準にする)
→そうだね
☆運のいい人は自分がうんがいいと思い込む
→そうかも
☆運いい人は積極的に運の良い人と関わる
→これ大事
☆運のいい人は早寝早起きをする
→それできないかな
☆運のいい人はあえてリスクのある道を選ぶ
→後から考えたらそうだったかも
☆運のいい人は他者を思いやる
→どうかな
☆運のいい人は1人勝ちしようとしない
→分からない
☆運のいい人は品のある行動をとる
→分からない人が評価することなんで
☆運いい人はライバルの成長も祈る
→んっ?
☆運のいい人は利他行動をとる
→んっ?
☆運のいい人は他人の良さを素直に褒める
→難しいな
☆運のいい人は短所には寛容になって長所を褒める
→できたひとだわ
☆運の良い人は誰かを助けた時こそありがとうを言う
→ん分かるけどね
☆運のいい人は具体的な目的を持つ
→その通りです
☆運のいい人は目的や目標を自分なりの幸せの物差しで測る
→その通りです
☆運のいい人は脳が飽きっぽいことを知っている
→飽きっぽい、うんうん
☆運のいい人はマイナスの出来事も引き受けてみる
→それどうかな、そんなにできた人いるんだろうか、綺麗事のような気もするけど
☆運のいい人はいつも頭のどこかで夢を意識しておく
→皆んなそうなんじゃないの
☆運のいい人はポジティブな祈りをする
→その通り!
☆運のいい人は敵の幸せを祈る」
→できないでしょ
結局、運というのはその人がもともと持っているものではなく、生まれつき決まっているものでもなく、その人の考え方と行動パターンによって変わるといえるようだ。
総じて運のいい人というのは、決してネガティブなことは言わない。敢えてマイナスのことも引き受けて文句を言わない。高望みをしない。自分に自信がみなぎってる。余裕がある。そして大事なことは運、不運は意識しないということだ。
この運のいい人とは著者自身のことで、努力目標でもあんだと思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この世には適者生存、運者生存という2つの考え方がある。
現代に適合できた者が生き残る、運が良い者が生き残る。
運が良い者が生き残るなら、そこに法則などはないのか。
・運がいい人は「運がいいと思い込む」
思い通りにならなかったとき、「運がいい自分でもうまくいかないんだから、どこかに問題があるはずだ」と努力の余地が生まれる。
運が悪いと思い込んでいる人には努力の余地が生まれない。
・運がいい人は利他的に考え、他人の成功も祈る
他人の成功も認めと上げることで、脳によい影響が与えられる。 -
昨年(2014)お亡くなりになりましたが、良く読んでいた、船井幸雄氏の本に、「運のイイ人=ツキのある人」になるようにしようと書かれていたと記憶しています。
運のいい人、悪い人というのは、気持ちの持ちようで自分で変えることができるようです。この本ではそれが科学でつきとめられた、としています。
運のいい人には、共通した、行動パターン・考え方・物事の捉え方、があるようです。また、自分を変えるよりも、視点を変えて自分を生かす努力をする、自分を大切にするから他の人にも良い影響を与えられる、という考え方は特徴的です。
この本に書かれている本を参考にして、「運のいい人」になっていきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・運がいい人というのは、単に運に恵まれている、というわけではなく、運をつかみ、同時に不運を防ぐような行動、物事の捉え方、考え方をしている(p12)
・視点を変えて、今の自分を最大限に生かすことを、考えてみる。今の自分を変えようとするのではなく、いまの自分を生かす(p25)
・自分を粗末にせず、自分を大切に扱う、他人を敬うのと同じように、自分自身を敬う。特に、一人でいるときや食事をするとき(p28)
・他の人から大切に扱われるようにするには、周囲と良好な人間関係を築くには、まずは自分で自分を大切にする必要がある。(p31)
・運がいい人は、自分なりの「しあわせのものさし」を持っている、その状態を積極的につくりだす努力をしている(p36)
・選択に悩んだときは、どちらが正解かと考えがちであるが、それをやめて「おもしろさ」を判断にすべき(p51)
・主観的に幸福を感じている人は、心の調子によって変わってくる免疫系の物質のバランスがよくなる(p52)
・運がイイと思っている人に、明確な根拠がある場合は少ない、つまり、これから「運がイイ」と決めようとしている人に特別な根拠はいらない(p61、65)
・人間の中に新しい回路ができるのに、少なくとも3週間かかるので、3週間は続けるべき(p70)
・運のいい人とできるだけ一緒にいて、その行動をよく観察する。行動を真似すると、考え方やモノの見方も似てくる(p74)
・良質な睡眠をつくり、体内活性酵素を分解、抗ウィルス作用をたかめ老化を防止する、メラトニンは、朝の自然光を網膜が感じて分泌されるセロトニンがでて15時間後に分泌を開始する(p77)
・脳の細胞は、平穏無事なときよりも一定のストレスがかかったときのほうが活発に活動する(p89)
・ネアンデルタール人は、社会性(弱い女の人や子供も守る)をもっていなかったために、進化のゲームで負けてしまった(p101)
・品のある行動が、よい結果を生む場合が少なくない。それを証明したのが「しっぺ返し戦略」である(p107)
・粗野なふるまいよりも、品のある行動のほうが人の心を動かす(p111)
・他人を素直に正しくほめられる人は、他人から好かれるようになる(p120)
・他人をほめる時に気を付けるべきは、1)正しくほめる、2)表面的な軽い褒め方はしない、3)欠点には寛容になってほめる(p125)
・夢の実現に向けてまい進する、とにかくゲームをおりずに粘り続けることが、最後に勝つコツ(p151)
・脳を飽きないようにさせるには、脳内の報酬系をうまく活用する、つまり、脳に常に新しい刺激を与え続ける(p152)
・語学は伝達の手段にすぎない、その手段を使って何をしたいか、どんな状態になっていたいかを具体的に考えるのが重要(p155)
・語学は、発音から、そして文法を学ぶ(p154)
・もっとこんな工夫ができないか、こんな方法もあるのではないか、と新しいことを考えてみる。脳が喜びそうな新しい刺激を与えることを、楽しみながらやるのが、脳をあきさせずに、目標や夢に飽きさせない方法(p156)
・マイナスの結果にあらがうのではなく、その状況をまず受け入れて、その状況をどう生かすかを考える(p161)
・常に頭のどこかで自分の夢や目標について考えている、つまり夢や目標がかなった状態をいつも思い描いている(p162)
・夢や目標はを現実的なものに落とし込むことも大切(p163)
・習慣化した「祈り」によって、脳を変化させていく、朝(未来に目を向けた将来の自分、目標を祈る)と晩(目標に向かって、今日何をしたか)の1日2回、お祈りをする(p185、186)
2015年6月14日作成 -
岸見一郎による「愛」がテーマの哲学をまとめた本。アドラー、フロム、三木清、ウジェーヌ・ミンコフスキーなど著名な哲学者が残した思想を引用しながら、「なぜあなたの恋愛が幸福をもたらさないのか」を解説する。
内容は哲学ではあるものの、そのエッセンスが上手く纏められているために読みやすい。文章も平易で、このあたりは流石「読ませる哲学書」に定評のある岸見さんらしい。
ただしメッセージが自明なものばかりで、「それはわかっているけど、それが難しいんだよ」というものが多いと感じた。個人的には『嫌われる勇気』を読んでもたらされたパラダイム・シフトを超えてこないという感想。
それでも示唆的で面白い考えも多々あった。
特に、「愛すること」は感情や対象の問題ではなく「スキル」だとする思想は興味深い。恋愛を気持ちではなくテクニックとすることで楽になることも増えると思う。 -
<まとめ>
★「運いい、ツイてる」と声に出して言うことも、夢や目標、欲しいものは紙に書いて貼っておくと実現することも、他人に感謝をすると良いことも、その理由を科学的に証明することができる。
・運の良い人は自分を大切に扱う
・運のいい人は自分なりの「幸せの物差し」を持つ
→一般的な価値観や他人の意見に惑わされず、自分の価値観で自分なりの幸せを把握することが重要。
★つまり、運が良い人と言うのは、自分なりの「幸せの物差し」を持っている→その幸せの状態を積極的に作り出す努力をしている→自己一致の状態「自分を好きな状態」になる→人に好かれる、と言う図式が成り立つ
・運のいい人は自分の好みを大事にする
・運の良い人は「面白そうかどうか」で決める
→つまり、何かを選択して行動する時、正しいかどうかで判断するよりも、面白さで判断したことの方がやる気を持って行えるのである。
・運のいい人は「〇〇ちゃん、大好き!」と自分に言う→著者の中野さんも自分に言っているらしい。
・運のいい人はプラスの自己イメージを持つ
・運のいい人は「うんがいい」「ついてる!」と声に出して言う→これには私も賛成で、自分はうんがいいと思う練習をするときには、声に出して「運がいい」と言うのがオススメ。と言うのは、人間が何かを記憶するときには、大脳深部の海馬と言う部位が働くからである。
→同時に「運がいい!」「ラッキー」「ついてる!」などと書いた紙を部屋の目につく場所に貼っておく、と言うのも視覚を働かせるので有効である。
→さらに、これらは少なくとも3週間は意識して続けるようにすること。人間の脳の中に新しい回路ができるようになるには、少なくとも3週間はかかるとされているから。
・運のいい人は早寝早起きをする
→実は脳科学的に見ると、それは当然のこと
セロトニンは心のバランスを整え、安心感をもたらすために、幸せホルモンなどとも呼ばれている。運を良くするためには必須の物質ともいえる。
・運のいい人は良い妄想をする
・運のいい人は自分のストレスレベルを下げる
・運のいい人は他人を思いやる
・運のいい人は1人勝ちしようとしない
・運のいい人は品のある行動をとる
・運のいい人は他人の良さを素直に褒める
・運のいい人は目的や目標を自分なりの「幸せの物差し」で測る
・運のいい人はゲームを降りない
・運のいい人は脳が飽きっぽいことを知っている
<私はこうする>
☆「私は運がいい」と部屋に張り紙する
☆自分を大切に、他人への思いやりも忘れずに
・斎藤一人さんのお考えに近い。実践する内容もとてもシンプル。是非習慣化させたい。 -
運というものは、天や神が一方的に各自に与えるもの、その人が元々持っているもの、と考えがちだが、その人の考え方やと行動パターンによって変わるものであることを、脳科学者の視点で説明した一冊。
①他人や一般的な考え方ではなく、自分なりの目標と目的をもって、大事と思うことを継続すること、②運がいいと思い込む、プラスの自己イメージによる、パフォーマンスへの好影響、③他人を誉める、育てる、欠点に寛容になる、他人の幸せを祈ることなどによる、良好な人間関係・人的ネットワークが成功に結びつく、といった点は興味深い。 -
運がいい人は、マイナスの出来事が続いても簡単にゲームから降りない。負けが続いているときには最小限の損失になるよう努力し、次のチャンスに備える。
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今までかなりの数の自己啓発本や心理学を本を読んできたけどその理由を脳科学の視点から説明してもらった感じ。
本の内容は金言、名言が多くて図書館で借りた本が付箋だらけになってしまった。
仕方なく新たに本を買い直した。
中野氏は完全にお気に入りになった感があるので今後も彼女の本は読み続けたい。 -
第1章 運のいい人は世界の中心に自分をすえる
第2章 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む
第3章 運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす
第4章 運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める
第5章 運のいい人は祈る
運はやっぱり引き寄せるものだった。
210724読了、図書館本。 -
ためになったことが多すぎて書ききれないが、先ず運のいい人と悪い人というのはやはりいるということ、運のいい人になるためにするべきことが色々と書いてある。
眉唾かもしれないが、例えば声に出して「運がいい」と言うことなど。
他にもいろいろ書いてあるので、興味を持った方は読んでほしい。
図書館で借りて良かったので、買いました。