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- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763406712
作品紹介・あらすじ
科学者はなぜ簡単に
国策になびいてしまうのか?
最前線の科学者とは孤独なものだ
御用学者は原子力ムラだけにいるのではない
地震学を中心に、科学と科学者のあり方を問う
感想・レビュー・書評
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くどい所もあるが、中々辛辣な社会批評の視点があり面白く読め勉強になった。
寡聞にして、筆者が国策捜査の犠牲(少し大げさかな)になったのはよく知らなかったが、科学者が陥りやすい落とし穴について、本音でよく書かれている。島村さんだから、ここまであけすけに書けた面がある。
筆者の主張する通り過去の事実や、最近でも小保方さんの事件なども、正しく同じ経過を辿っているように思う。よく、基礎研究には金が入ってこないという話を聞くが、ここを変えないと、耳触りの良いことを言って資金を得ようとしたり、売名行為をする研究者は後を絶たないのではないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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