- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766785982
作品紹介・あらすじ
戦後70年。この時代の節目に日本のこと、お金のことを知り、現実をよく見て、変化するのだ。大事なのはテクニックではない。明日からの生き方だ。「年収1億円」シリーズ累計35万部の著者が数字的根拠とともにこれからの生き方を示す!
感想・レビュー・書評
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私たち日本人は日本の悲痛な現実から逃げていることがよくわかった。
信じるものは自分しかいないのである。
お金の使い方と日本の抱える現実と向き合ういい機会をくれた本であった。
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金は肥料のようなものだ。ばらまけば役に立つが、1カ所に積んでおくと、ひどい臭いがしてくる。
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「世界がもし100人の村だったら」シリーズに見えて著者は全く別、舞台は日本。いま、日本で起きている格差問題、国の借金、食糧問題、福祉問題などを数字で分かりやすく示し、後半はそれらの問題についての詳細な解説、そしてそれらを踏まえたライフプランを提示するという構成になっています。
油絵で描いたようなイラストが目を引き、絵本のようになっていますが、書かれている内容は厳しい内容。
著者は社会問題を得意とする人かと思いきや、ファイナンシャルプランナー。なので特にお金についての記述が多い。
日本でも格差が問題となっていますが、今後、外国人労働者やロボットがますます労働に導入され、単純作業の仕事しかできない労働者はますます仕事がなくなっていく。貯金ができない家庭がすごく増えている、など暗い内容が多い。
最近よく言われだした資本主義のなれの果て、グローバル社会の歪、がこのような現実を引き起こしている、といえば簡単かもしれませんが、もっと現実味のある問題解決法はないものか。
ざっと、日本で起こっている問題を知るには読みやすい内容ですが、やや主観的すぎる感があるような。社会問題の他の本と合わせて呼んだ方がいいかも。 -
日本を100人の村ととらえて将来の問題など複雑な問題を単純化している。
昔流行った、世界が100人の村だったらの日本版。 -
100人の村のテイストで書かれているのは最初の方だけです。後半はお金を中心に日本の残酷な現実をあぶり出しています。最後は生き方の話になります。お金を稼ぎたいと言う人は多いけれどもその稼いだお金で何をするかが決まってない人が多いそうです。確かにそんな感じの人多そうですね。
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発想が面白く、これからの日本がむかえる環境がよく分かった。
コロナや戦争があるが、まず、労働人口が減り、老人が圧倒的に増える国だということを大前提に考えて、改善しない限り、未来は無いなと、考えさせられた。 -
日本が100人であった場合の状況を統計データをもとに書いてある.自分自身が想像した通りの内容(少子高齢化による影響等)であったので学びは少なかったかもしれないです.でも100人という縮小図でみることでイメージがつきやすくなると感じた.
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高校生や学生にも分かりやすい本だなと思いました。さすがファイナンシャル・プランナーの方が描かれた本だなという印象。
資本とは、お金だけではなく、自分や人間関係を含むし、お金の比重よりも高いというのは非常に同意する点。人間関係資本は本当に大切。 -
非常にわかりやすく、読みやすかった。
「生き方から絞り出された目的が重要」というフレーズが刺さった。
また、まわりにヒアリングし自分の強みを知り、それを武器として磨いていけばいいとのこと。
実践していきたい。