- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784767804132
感想・レビュー・書評
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2011/11/20 親戚の家が出ていて驚く。実家近くも出てきて、「~駅から山道を車で10分ほど上がると~」…って、山道言うな!
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現在も活動している建築家(又は惜しくも亡くなりましたが、現役を貫いた)が設計した20年以上経っている住宅を紹介しています。
この本では24軒が紹介されていますが、実際に取材をしたのはその3倍にのぼったそうです。その理由に、他の人手に渡っていたり、建て替えられていたり、設計者には見せられないような状態だったり…と、この日本は、同じ家に建てた時の状態で住み続ける事が難しいみたいです。
紹介されている24軒は、原形をとどめながら、20年以上その家族に愛おしまれて住み続けられた生きた家です。
家族構成が変わっても、住みやすい家は、柔軟に対応出来、メンテナンスされながら、より住みやすい家に成長してきた姿が写真や住人のインタビューで分かります。
モデルハウスみたいな、人の温かみを感じない凝ったデザインの家ではなくて、住人と共に歳月を重ね、使いこなされた素敵な家ばかりです。
家を愛おしんで使って住んで行きたいとおもいました。 -
竣工したばかりの住宅は建築家の作品。だが、長い年月をかけて手をかけて住み続けてきた家は住み手の作品とも言えるのではないか。本書には、20年以上、ほぼ原型をとどめた形で住み継がれている24軒の家を紹介している。どの家も住み手に愛されているのがよく分かる。味わい深い家を育てるには相応に手をかけなければと反省もしました・・・。
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インテリアは実例主義、そして古びたものに惹かれる傾向…ということで、まさにツボ。ほかにも建築家住宅に長く住むとは現実的にどういうことか、住む人の意識は(やっぱり高い)、などの部分に感心しきり。
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いえを建てたいなあとか思い、色々考えた末そういうことはお金が有り余ってからにしようとかごくごく軒並みな感想に行き着いたのですが。
そんときにこの本を買って、家を建てたい欲が満たされました。
at okayama kinokuniya