ホーキング、宇宙と人間を語る

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767810447

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  • この本を自分なりに要約すると、
    「10^500*10^-500=1。よって生命の存在に神は不要である。ちなみに生命とは『コンピュータで計算できないほど複雑な物』とする。」
    というもの。

    人によって持つ感想は違うと思うが、率直に言うと自分は「くだらない」と思ってしまった。もっと意識とか知能にまで踏み込んだ宇宙論を期待していたのに。最新の宇宙論を易しく説明してくれているという意味でとても良い本だと思うが、期待を裏切られたという意味で敢えて★1つにしておく。

    物理学と哲学の大統一理論の完成はまだまだ先の事になりそうだ。

著者プロフィール

スティーヴン・ウィリアム・ホーキング
1942年1月8日-2018年3月14日
イギリスのオックスフォードで生まれ。1957年、物理と化学を学ぶためにオックスフォード大に入学。その後ケンブリッジ大学大学院、応用数学・理論物理学科に進学。大学院在学中の1963年に「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)と診断され、当時あと2、3年の命と宣告されたが、途中から病の進行が弱まったこともあり、精力的に活動を続けてきた。
1963年にブラックホールの特異点定理を発表し世界的に名を知られた。1967年論文「特異点と時空の幾何学」でアダムズ賞受賞。1974年に 「ブラックホールの蒸発理論」発表し、同年に史上最年少でイギリスの王立協会会員(FRS)となった。1977年ケンブリッジ大学の教授職を務め、1979年にはケンブリッジ大学のルーカス記念鋼材教授職に就任。1991年にタイムトラベルの不可能性などを説いた「時間順序保護仮説」を提唱。
1990年、1993年、2001年と度々来日して大きく報道されており、日本で最もよく知られる世界的科学者の一人でもあった。
代表作に、『ホーキング、宇宙を語る』。

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