空の名前

著者 : 高橋健司

• 光琳社出版 (1992年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

天候や季節の移ろいに対する日本人の繊細な感性が生み出した嫋やかな言葉の数々を、300点の写真で綴る歳時記風天気図鑑。

感想・レビュー・書評

[奏多さんの感想 · 2013年11月24日]

ただの空、ただの雲、ただの天気じゃないということがよくわかります。知っていた表現も改めて発見がありました。羊雲、黒猪、凍て雲、雲の湊、雲の澪、虎が雨、翠雨、天泣、東雲、茜雲、風光る、青嵐、風の色、烈風…。単に晴れている、雨だ、風が強い、寒い、などというよりも圧倒的に奥行きのある言葉だと思います。そして、そういうものに目を向けると、些末なことに拘っていたり、囚われていたりする時に、自然と一拍置けるような、視点をやんわりと変えられるような、そんな気がしました。

[しし座さんの感想 · 2012年9月24日]

中学生のときに図書館に置いてあったのだと…。
ほぼ図鑑、こんなもんよく読んだよね、使う機会なんてないのに。それは今回読んだのにもあてはまるんですけどね。

基本的に日本での風や雨や雲の愛永だけど、たまに外国のも出てくる。「ブロッケンの妖怪」とか「風の伯爵夫人とか」「セント・エルモの火」とか。

仕事で外うろうろするから空を見る機会は多いし。（見上げてる暇ないけどな）
「あれは…積雲かなぁ」っておもったりしました。まぁ積雲と層雲しか覚えてないんだけど。

[康芳英さんの感想 · 2013年12月14日]

「雲」「水」「氷」「光」「風」「季節」の六つの章に渡って気象に関係ある言葉と写真を紹介するというコンセプトはいいのだけれども写真と言葉の結び付きが弱いのと写真が小さいのが多いのが残念。

[inayoshi2002さんの感想 · 2013年3月5日]

季節の変わり目に読む本。気象用語と日本人の空に対する細やかな表現力に感動する。もちろんその情景をあらわす写真も美しい。

[piu_serenoさんの感想 · 2012年12月23日]

2012/12/08　昔買おうかと思った本。

[bibliotekさんの感想 · 2012年9月13日]

雲を見るのが好きで買ったのだが。
歳時記的に、手紙を書く時に活用している。

[たろうさんの感想 · 2010年10月29日]

様々な空模様についての解説。
解説そのものは簡単なものだけれど、単体で見ても美しい写真が付いているのが嬉しい。

[masatokoさんの感想 · 2010年10月5日]

超個人的理由ですが、お勧めしたい１冊です！

空の神様の心模様が、この写真集に表れているように、
長い人生、さまざまな心模様を持つこともあるかもしれませんが、
いつまでも２人仲良くいらしてほしいな。

と思っています。

[ともぞうさんの感想 · 2010年1月9日]

わざと2冊登録しています。
個人的には光琳社出版の方が好きです。

[「書肆玉一」さんの感想 · 2009年3月16日]

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