タンゴの男 the final

著者 :
  • 宙出版
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784776796145

感想・レビュー・書評

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  • これをBLと言うにはなんとなく抵抗感が。

    濃かった・・・・

  • 表紙買いしました。表紙から絶対に絵が上手いだろうと思いましたが漫画も画力が高く、でも絵だけでなくストーリーの質も大変高い。なんて書くと偉そうですが、とにかく表紙に惹かれた方は読むべきかと思います。少女漫画みたいなBLが物足りない、もっと肉体と魂のぶつかり合いみたいな激しいものが好きな方。ボーイズラブじゃなくメンズラブが好きな方にはたまらない作品かと思います。あと西田東さんが好きな方なら好きなはずです。終始ニヤニヤしっ放しで読ませてもらいました。他の作品も是非読んでみたいです。

  • もう!超面白かったです!個人的にダンスやってるのですが、二人で踊るのもいいなあと感じました。
    タンゴってエロいですよね…。<c>

  • なにこれ純愛じゃん。。。

  • 作者さんがとてもよく構想を練られ、アルゼンチンタンゴについて実践、研究をされている丁寧な作品。
    上質なBLです。

  • 読み応えのあるすばらしい作品でした。日本離れした雰囲気。話も絵柄も濃厚でした。途中にさしこまれてる作者さんのコメントも興味深く読みました♪ 1冊で終わってしまうのは寂しい。。。この作者さんの他の作品も何冊か読みましたが、作者さんが女性というのも驚きでした。古本購入しましたが、とても楽しませてもらえたので、電子書籍を購入しなおしてお礼の還元しておきました~(*´∇`*)ノ

  • 最後の話がいいわあ。

  • 人によってこの作品はBLの定義から外れてしまうかもしれないし、植毛が気になる人もいるかもしれないけど、そんなのは些末なことに思えてきました。萌を得るために毎日読むような作品ではなく、本棚の片隅に置いておき、歳を重ねるごとにふと、世界観に浸りたくなりページを開いてしまうような作品。

  • はじめて、胸毛に萌えた!いやあかっこよすぎる!

  • 再読登録。大人のエロさというか色気、年老いてからの二人の日々が愛おしくて大好きな一冊です。

  • 絵も物語も骨太。
    アルヘン! タンゴ! それだけで物語になる(*^_^*)
    こういう、魂と魂で惹かれあう様な関係性はBLという枠に括りたくない。ていうか、そもそもそういう関係の物語が読みたくてBLを読んでいるのかも。

  • 主人公カップルの老後まできっちり描いたBLは、じつは珍しい。
    新装版になって、物語の厚み倍増。面白さも倍増。

  • 「タンゴの男」新装版にして、大量の描き下ろしあり。移民・孤独をテーマに、魂が惹かれ合うとはこういうことかと。その後の二人の物語が少しでも読めてよかったが、できればそこに至る経緯も長編で読みたかったくらい。旧版に描かれていた志保ちゃんのその後が収録されていないことだけが残念。素晴らしい作品に出会えたことに感謝です。

  • 旧版既読。これはたまらん新装版!ヒロの開発されっぷりが見れて感無量です。アンジーも雄々しいな。30年後の彼らや設定資料、岡田屋さんによる作品紹介、あとがきを読むともっともっとこの世界を覗いてみたくなっちゃう。旧版の表紙や新装版に収録されてなかった元カノ志保ちゃんと誠くんのエピソードも好きなので並べて置いておこう。

  • ゴリッと骨太なBL(画だけに非ず)でした。 
    すごいなぁ。という感想しか出てこない。

  • 昨年確か旧版必死に探して手に入れた記憶…でもいいんだ!続きが読めて本当に良かったけど、出来れば其処に至るまでの2人も読みたかったな~

  • 日本が舞台なんで驚き、
    ヒロの職業がカタギなのに驚き、
    巻頭漫画の可愛いコがアンジーだったのに驚き、
    画力に驚き、最終話のほのぼの振りに驚いた。
    色々驚きの連続だった。
    他の作品も読みたいな。

  • なんだか映画を見ているようであったよ。

    最終回から最終章の間は、自分の脳内で補完するしかないってのが惜しいくらい、とても良く出来た話だった。

    岡田屋さんは千以外がどうも肌に合わないなと積んでたけど、読んで良かったー。

  • (感想)

    アンヘル・アルモドバル(タンゴ講師)×古賀弘政(日系ハーフ)


    この結末は私の中では100%なかったわ

    タンゴの男のその後が描かれているという事で
    期待を込めつつその追加作品から…

    おおっ、やっぱりヒロはその手の男性にモテてるようで
    アンジーのちょっとした嫉妬心が可愛く思える。
    相変わらずの2人(ベネ含め3人)だなと。

    が、が、最後のお話で!!
    まさかの、まさかのなお話にちょっと(かなり)動揺。
    あのベネがそういう結末をむかえるなんて予想だにしてなかった展開。
    だからこそこの残された二人の30年後と書かれては納得しないわけにもいかず
    作者様のいう描ける機会を是非早めにどこぞの出版会社様が
    名乗り上げてくれることを願ってます。

  • ベネ、まじでか~っ…
    まさかの展開に涙したけど、この2人(いや3人)のその後が読めて幸せ。

  • 旧版を読みたいと思っていたうちに買いそこねていたので最高に嬉しかった一冊。
    タンゴシーンはこれでもかとかっこよく、エロシーンはこれでもかとエロい。
    最後の追加にはちょっとショックもうけたけど、それでも余生まで見せてくれたことは嬉しい。
    BLで余生まで描いてる話はこれとニューヨークニューヨークしか見たことがない。

  • ガチムチなのにじんわりホロリなのがこの作者さんの作品の良いところだと思う。リバOK、どっちもかわいい。

    Hシーンもけっこうガチ(だと思う)けど、こればっかりは男のツボってのがわかりませんので、ふーん、って見てるしかないんだよね…。

    タンゴ、ラテンのリズム。情熱と表裏一体の哀愁。

  • タンゴやってみたいと思わせてくれます。
    こいつとタンゴがやりたいな、という感覚が解らないのが悔しい。
    でも、そういうセンスって人目惚れに似てるのかと思うと、すごい運命的だし幸せだったろうなあと思います。

    2冊くらいになっててもよかったんじゃないかなあと思う所存。

  • 結構衝撃的だった作品です。それと同時になんで今までこの作家さんをスルーしてきたのかと後悔しました。それぐらい面白かった。あと岡田屋先生の描く男性がよだれたれるレベルで好き

  • 新装版+続編。続編は大変に衝撃的で、読み飛ばしてた先生の解説を確認してしまった…違う人なんじゃないかなと… 旧版を買った時分は初見の作家さんで表紙買いだったけど、今は知らない人いないくらい有名になって感慨深い…ほんと素晴らしい筋肉描写…

  • ※激しくネタバレ※

    岡田屋さんの著書の中でも一番好きな作品。 情熱と哀愁が漂う、タンゴそのものと言われた男たちの物語。
    既刊に未収録作を足し描きおろしを収めた、まさに完全版。 2人の30年後が読めるなんて本当に夢みたいだった。 そのくらい愛して止まない、愛おしい作品。

    でも、そこに彼女が居ないなんて。

    完璧なバランスを作っていたトライアングルが崩れ、それでもお互いを支えあって生きてきた足跡がみえた。 喪失感を乗り越えてきた深い悲しみが2人の笑顔に刻まれていた。
    作者の中で決まっていたその運命は、悲しみをもたらしながらも物語に深い味わいを加える。
    美しくも情熱的で胸を締め付けてやまない、それらすべてタンゴのようだ。

  • セクシーマッチョ。オッサンラブ。ややマッチョ過ぎますが、色気のある話です。肉体的にエロスだけど、精神的にも素敵なエロス。

  • 既刊の方も是非読んでみたかった入手出来ない悔しい…!!
    むちゃむちゃ良かった…これ。

    BL漫画ってより、孤独から満たされて、でも切なさ哀しみが離れない人生の漫画だった。

  • ザ・ファイナルというだけあって、既刊コミックスには収録されていなかったエピや30年後の後日談に、再び心をアツくさせられたのでした。
    表紙が装丁込みで渋くてステキです。このまま飾っておきたい。
    岡田屋作品は、見た目アダルトでリアル(ガチ)でBLというよりはゲイよりですが、世界観が素晴らしく、圧巻です。
    心に響くものがあります。

    タンゴって、男同士が踊るのにとても似合っているし、違和感ないと思ってたら、そもそも♂×♂で踊るものだったんですね…
    男と女で踊るのもセクシーだけど、男同士だとさらに激しくセクシーです。
    映画「ブエノスアイレス」でも、ありましたね。
    アンヘル・アルモドバルという名前で、アルモドバルの映画も思い出しました。好きです。

    アンジーは、愛を与える側で生きてきた孤独な男。奔放な恋愛で寂しさを紛らわす毎日です。そんなアンジーを満たして癒して救ってきたのは、タンゴだけ。そこに現れたのが男っぽくてセクシーなヒロです。
    ヒロの生い立ちも辛く孤独で、二人の魂が出会ったのは運命だなと思わせます。
    スパニッシュで喋ることができるってのも、きっとよかったんだろうな…

    男の色気がプンプン漂ってくる~
    ペーパーのショートマンガ面白かった!ヒロのお願いに爆笑wおかっぱカワイイ。でも、ボウズはこわい…
    未収録だったお話では、六本木フィットネスジムのアイドルに、タンゴの先生がヤキモチを焼いていました。激しいです、いろいろ。

    良かったのは、30年後の二人の描き下ろし。しみじみさせられました。タンゴはまさに人生そのもの。
    幸せなばかりじゃなく、悲しいこともあるのが人生だと教えられます。でも、ずっと二人で乗り越えて、そして愛し合ってきたんだなというのがしっかり伝わってきて感無量です。

    まだまだ描き足りないことがあるんじゃないかという気がします。ファイナルと言わず、これからも新しいエピソード読んでみたいです。

  • ★4.5

    最終章が読めて良かった。

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