- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778312053
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
本能、情熱、青春
-
前半は少しもたつく、頑張れないカブちゃんに少しイライラ。天才なのに勿体無い!と。
-
高校教師の高津耀子は、電車の中で不良に絡まれている所を教え子(といっても彼女が働く高校の生徒というだけであって直接授業を受け持ったことはない)の鏑矢義平に助けられる。彼はアホでおちゃらけだが天才的なボクシングセンスの持ち主だった。彼の幼馴染で特進クラスで成績トップクラスの木樽優紀(こちらは本当に教え子)に誘われて耀子は彼の試合(インターハイ予選)を見に行くことになる。そこで初めて生でボクシングを見た耀子はあまりの野蛮さんに最初は仰天するのだが・・・。そんな中、中学ではいじめられっ子でからっきし運動も出来ない木樽が鏑矢と同じボクシング部に入部した。木樽には強くなりたいある理由があった・・・
実にベタ。もうベッタベタのギットギトな青春小説ですね。ストーリーとしても実に王道です。それでもやっぱり何かグッとくるものがあります。
複数の視点から交互に語られる小説は
数あれど、百田尚樹ほど上手く書ける人はなかなかいないと思います。脇役視点の書き方が本当に上手い。この手の書き方は彼の専売特許ですね。
あと最後のエピローグのあの余韻が好きです。 -
天才カブちゃんとその友達で勉強は秀才だが運動は全くできない木樽。
そんな木樽がカブちゃんにすすめられてボクシングをはじめる高校青春ストーリー。 -
下巻で
-
天才的なボクシングセンスをもつ鏑矢といじめられっこだった木樽の幼馴染二人の物語。ベタベタな青春小説です。読んだ後は体を動かしたくなる感じの熱い小説!
-
ボクシングを文字で見る
頭に浮かぶイメージは「はじめの一歩」
天才肌の高校生と、努力家の高校生
真面目に地味な努力をしない天才に
地道な努力を惜しまない凡人(?)
彼らの行く先にはなにがあるのだろう -
久しぶりに徹夜で一気読みした小説。シンプルなストーリーなだけに分かりやすく、引き込まれた。
-
爽やかなスポーツ青春小説。さくさく読める。テーマは本当の強さ?!