竜の学校は山の上 九井諒子作品集

著者 :
  • イースト・プレス
4.29
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本棚登録 : 2906
感想 : 229
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605456

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり九井諒子は上手だなあ。今回もドラクエ的な剣と魔法の世界から日本昔話的な世界、それから現代っぽい世界でそれぞれちょこっとひねった展開。展開のパターンはそれほど多くはないけど、そのひねりが社会的にどんな影響を及ぼすかっていう一種の思考実験になっているのが九井諒子の特徴的なところで、そこが面白い。

  • マンションで読む。正直、相性がよくない。どこがいいのか全く分からない。これは、著者の問題ではなく、読み手である僕の好みの問題です。

  • こういう漫画かきたいなー。夏休み、プールから帰ってきたあとにピンクと緑が混じった素麺を啜り、遊び疲れて寝落ちた夕方、母のかけてくれた洗いたてのタオルケットの匂いを嗅ぎ、遠い蝉の鳴き声に微睡んだ時のような感覚になる一冊。馬人と猿人の夫婦が一番すき!

  • 久々に面白い短編集でした。タイトルになっている短編より、ケンタウロスの短編の方が、奥が深く考えさせられる内容でありながらくすりと笑ってしまうバランスが良かったです。

  • 短編集。
    「竜の学校は山の上」 は竜学部のサークルの話。
    竜の卵や 肉を食べるっていうシーンが なんか衝撃的。

    好きなセリフは
    「世の中には ふたつのものしかない
    役に立つものと これから役に立つかもしれないものだ」
    「役に立たないと諦めたら 捨ててしまうのとなにも変わらない。」
    おぉ。部長 いいこと言う〜。

    「大紺山の嫁探し」が好きだな。
    最後の村長さんの心境が なんだか切ないけれど。


    馬人と猿人(人間)の話も おもしろかったな。
    あんな風に服を着るんだな。
    そして 足が早いな。
    トナカイの着ぐるみは無理があるな。。


    あとがきは 金食い虫くんが 一円玉をボリボリ食べているシーン。
    金食い虫って。 金食い虫って。
    コインをそのまま食べるって 発想 今までなかったな。

  • 九井諒子さんのファンになった模様です笑。今後とも彼女を追いかけたいなー(´∀`; )

  • いいな〜
    別世界がある
    絵も好き、うまい!

  • ありきたりなファンタジーのキャラクターを現代社会にとてつもなく馴染ませた漫画

  • 2013.07.03

  • 九井 諒子の初単行本。読みきり集です。
    前半は主に勇者が魔王を倒した後の少し哀しい後日談。
    後半は竜やケンタウロスなどが溶け込んだ日常のファンタジー。

    前半と後半で作風の毛色や絵のタッチが少し変わります。
    全体的に時代背景や設定が飲み込みやすい作風で読みやすいと思います。

    個人的に『ー魔王ー』と『現代神話』がお気に入りです。

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著者プロフィール

pixivやコミティアで活動し、2011年、短編集『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』でデビュー。13年『ひきだしにテラリウム』で、第17回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。14年より「ハルタ」にて連載開始した『ダンジョン飯』は、「2015年度コミックナタリー大賞」「このマンガがすごい!2016」オトコ編、「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」「全国書店員が選んだマンガランキング2016」と数々の賞で1位を獲得した。

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