人は何によって生きているか

  • 女子パウロ会
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789600651

感想・レビュー・書評

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  • 昨秋、父が私に手渡してくれたトルストイの本。
    「人は何によって生きているか」との命題は、父がこれまでずっと、その答えを求め続けてきたけれども、未だ、納得のいく答えを得ることができずにいる問いであり、また、父から私への宿題でもあると受け止め、本書を読み終えた。
    トルストイが本作品の最後で、天使に語らせた最後の言葉を、自分の言葉に置き換えて、父に伝えたいと思う。

  • 人間には多くの土地が入用か

    寓意は常に反語的だが、多くの土地があって幸せになった人もいるだろう。
    お金について語るときはこのようになるという運命なのはお金が持っている基本的な属性によるのだろうか。

  • 主題だけだと、何か説教めいていやかもしれません。
    副題をみれば、お話であることがわかります。

    愛のあるところに神はまします。
    人間には多くの土地が入用か
    ろうそく
    人は何によって生きているか

    の4部作。お話の中に、なにか感じるものか、考えるきっかけがあるとよい。

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著者プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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