フチボウ: 美しきブラジルの蹴球

  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
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本棚登録 : 19
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (555ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789728546

作品紹介・あらすじ

ペレとガリンシャの分かれ道、フチボウの愉快ないとこたち、終わらないマラカナンの悲劇、テラス席に集う奇人、ピッチに埋められた蛙の呪い、ロベルト・カルロスがロベルト・カルロスになった理由、ちょっと変わった赤道の利用法、ロナウドが語る"本当の真実"…。サッカーにとりつかれた国ブラジルの肖像。浪漫と混沌に満ちた"美しいゲーム"のすべてがいま明かされる。

感想・レビュー・書評

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  • とても面白かった『欧州 旅するフットボール』(豊福晋)の中で出てきた本。
    探してみても、Kindle版はないし、紙の本は絶版になっているしで、なかなか適正価格で見つからなかったけど、ブックオフオンラインからようやく入荷通知が届いたので即購入。

    本書にかかれているのはブラジルのサッカーというよりも、「ブラジルとブラジルサッカー(フチボウ)の繋がり・文化」といった趣。
    もちろん有名選手も出てきますが、ほとんどはまったく知らない人たちが登場人物。それでも、ブラジルサッカーの魅力(と腐敗っぷり)が詰まっています。

    ブラジル人のニックネームへのこだわりはすごい。確かにほとんどのサッカー選手の本名を知らないし。(知っているつもりでもほとんどがニックネームなんだと思う)
    個人的にはほんのちょっとだけ本書内でフランサ(元レイソル)に触れられていたのは嬉しかった。

    今年はワールドカップイヤー。11月20日に開幕するので、その前に読めたのは良かった。
    今大会ももちろん、セレソンにも注目しよう!
    「ブラジーウ!!」

  • [ 内容 ]
    ペレとガリンシャの分かれ道、フチボウの愉快ないとこたち、終わらないマラカナンの悲劇、テラス席に集う奇人、ピッチに埋められた蛙の呪い、ロベルト・カルロスがロベルト・カルロスになった理由、ちょっと変わった赤道の利用法、ロナウドが語る“本当の真実”…。
    サッカーにとりつかれた国ブラジルの肖像。
    浪漫と混沌に満ちた“美しいゲーム”のすべてがいま明かされる。

    [ 目次 ]
    世界の果ての闘い
    英雄たちの足
    悲運の決勝
    コラム アウジールのデザインスケッチ
    部族の集い
    脚の曲がった天使
    “よじれる”人々の謝肉祭
    わがトニャン
    車、女の子、そしてリフティング
    蛙と奇蹟
    揺るぎのないゴール
    裸のフチボウ
    ふたつの半球の勝負
    シルクハットの亀
    ぼくらが負けたのは勝てなかったから
    ソクラテスとの対話

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • ブラズィーーーウ!
    ゴーーーウ・ド・ブラズィウ!
    1950自国開催W杯での決勝戦敗退、悲運のマラカナン。
    これが国家としての歴史的大事件。幸せな国。
    ガリンシャ、インディオ、

  • ロナウジーニョがあまりにも美しくて
    憧れる国。どうやらこの国、スケールが、尺度が違う。いろんな意味で。価値観の下には、個人の歴史、大きい歴史、いっぱいいっぱい堆積してるんだなあ。これよむと、
    わけわかんなくて冗談みたいだけど魅力的に見える。

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著者プロフィール

アレックス・べロス(Alex Bellos)数学と哲学の学位を持ち、ロンドンで《ガーディアン》紙の記者として活躍、のちにリオデジャネイロでは同紙の特派員を務めた。2002年にはブラジルサッカー界について描き称揚された『フチボウ――美しきブラジルの蹴球』FUTEBOLを上梓、2006年にはベストセラー『ペレ自伝』のゴーストライターを務めている。

「2018年 『この数学パズル、解けますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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