社会調査と権力: 〈社会的なもの〉の危機と社会学

制作 : 田中 耕一  荻野 昌弘 
  • 世界思想社教学社
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790712565

作品紹介・あらすじ

福祉国家の終焉、グローバリゼーション、個人化、リスク社会…"社会的なもの"のリアリティが急速に失われつつある現代社会において、社会調査のもつ意味を問い、いま求められる実践としての知のあり方を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 社会学の歴史は、その成立の背景は近代国家の台頭によって、それまでの多様な共同体による多元的な秩序が解体し、そこから個人という単位が析出されることによって、そうした個人の集合体としての社会という新たな領域が現れた。
    社会学や社会調査が、様々な問題やリスクを社会という水準において見出し解決すべきだと考えたこと、つまり社会問題がまさに社会の問題であって、個人の問題でないと関g萎えた。
    高度に科学技術化された社会では、それがもたらすリスクを直接に近くするこてゃできない、それにも関わらず、そのリスクはシステム上不可避

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