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- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791111169
作品紹介・あらすじ
発達障害の臨床現場では、注意欠如・多動症(ADHD)の事例がますます重要性を増しているが、その精神病理学的な理解については極めて乏しいといえる。こうした問題意識のもと9人の精神科医がADHDの精神病理についてのワークショップを開催し、その成果を本書にまとめた。リサーチの最前線や革新的な精神病理学的考察など、ADHDの概念を立体的に論じ浮き彫りにする。大好評の「発達障害の精神病理」シリーズの第4弾!
感想・レビュー・書評
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【目次】
第Ⅰ部 エキスパート編
第1章 ADHDが「医療化」するということ――「大人のADHD」再考
第2章 認知心理学的側面から見たADHD
第3章 ADHDのある人の「動機」の構造
第Ⅱ部 臨床編
第4章 薬物依存症臨床におけるADHD
第5章 ADHDにおける観念連鎖の自律性について――Subclinical Bipolar Disorder仮説
第6章 精神分析的なアプローチから見たADHD――「容器」-「内容」モデルを軸に
第Ⅲ部 精神病理編
第7章 ADHD,planning,社会――認識論の歴史における「注意」の位置を補助線として
第8章 ADHD的倫理とは何か――反定住民的あるいはノマド的
第9章 不注意の精神病理――「大人のADHD」の症候学詳細をみるコメント0件をすべて表示
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