剣の思想

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791759255

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  • 上泉伊勢守信綱の新陰流兵法と千葉周作の北辰一刀流.後者を有名にした司馬遼太郎の「北斗の人」.司馬が従来の古流剣術を批判し,竹刀を使った現代剣道風の防具打合を賞賛している.前田と甲野は司馬を痛烈に批判している.往復書簡による真に迫る議論だ.

  • 「近代武術の競技化」の項で三十三間堂の通し矢が紹介されている

著者プロフィール

1949年、東京生まれ。
20代はじめに「人間にとっての自然とは何か」を探究するために武の道へ。
1978年、松聲館道場を設立。
以来、日本古来の武術を伝書と技の両面から独自に研究し、2000年頃から、その成果がスポーツや音楽、介護、ロボット工学などの分野からも関心を持たれるようになり、海外からも指導を依頼されている。
2007年から3年間、神戸女学院大学で客員教授も務めた。
2009年、独立数学者の森田真生氏と「この日の学校」を開講。
現在、夜間飛行からメールマガジン『風の先・風の跡』を発行している。
おもな著書に、『剣の精神誌』(ちくま学芸文庫)、『できない理由は、その頑張りと努力にあった』(聞き手・平尾文氏/PHP研究所)、『ヒモトレ革命』(小関勲氏共著/日貿出版社)、『古の武術に学ぶ無意識のちから』(前野隆司氏共著/ワニブックス)などがある。

「2020年 『巧拙無二 近代職人の道徳と美意識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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