- Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794211897
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
太古の海に生まれた藍藻(シアノバクテリア)からホモ属まで、悠久40億年に亘る生命の歴史を、古生物学者の生態を交えて語るユニークな一冊。古生物学というと、どうしても恐竜とかカンブリア大爆発とか特定の時代に偏りがちで、ここまでの「通史」というのは前代未聞ではないだろうか。通史に混ざって記述される古生物学の様々なエピソードも興味深く、中でも白亜紀末(K-Pg境界)の大量絶滅の原因が隕石とほぼ断定されるに至った経緯は興味深かった。
-
生命40億年の記録をたどる、化石からの手がかりで時代を遡るのだが、遠い過去ほどその全貌は薄ぼんやりしてくるのだった。憶測で断定しないところに好感がもてる。結局、地球生命の全容は紆余曲折を経て現在にいたるようだ。そうすると人類の未来も危なげで不確かなものだということが分かる。
-
まるで映画のような読みごたえ。面白いです。
-
長い、ふう。
-
動物18
-
読み止し本。いつか読みたいと思いながらも,その後出会えません。