「ウっ」とつまる一言をさらりと切り返す会話術

  • 草思社
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本棚登録 : 83
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794217264

感想・レビュー・書評

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  • よく言われる言葉だ〜と思いながら、いくつか読むと筆者の人間性が浮かんでくる。どの言葉も余裕をもって使っている。何か言われてもカッとせず、相手の痛いところを突いて返したり、あえて深く話しすぎなかったり、疑問で返したり、相手と場面によって使い分ける。この本通りには会話は進まないと思うけど、こういう逃れ方もあるんだと知れて面白かった。中でもいちばんのお気に入りが、「俺の身にもなってみろよ」に対しての「とても僕には無理です」という返し。(相手の重責は若者の自分には担えない、1億円積まれてもあなたみたいになりたくない)この表と裏の内心を一言に詰めた面白い言い返しだと思った。

  • 感性が団塊の世代感

  • さらりと読めて、参考にはなります。

  • 答えにくい質問に対して、上手に切り返すお手本と、ユーモアにあふれた切り返しが乗っていて、
    ためになって面白い本です。(M.T)

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • おもしろい。
    気分転換に笑える本を読もうと思って中古で購入。

    2時間あれば読める内容。

    本の構成は
    ウっとなる一言を1つずつ挙げ4つの切り返しが書かれている
    ◯が2つ △と✕が1つずつ

    この△の切り返しが面白い!
    上手いこと言うなーと感心しながら読んでいるなかで
    たまに出てくるギャグに思わず声を出して笑ってしまう。

    --------------------------
    ウっとなる一言の3つのパターン
    1.理不尽さにウっとなる
    (口答えするな!)
    2.痛いところをつかれてウっとなる
    (その話前にも聞いたよ)
    3.困惑してウっとなる
    (UFO信じる?)

    切り返しの4つのパターン
    論破する
    話をそらす
    あきれさせる
    脅す

  • まじめな実用書というよりは、ちょっとユーモラスな要素が含まれている。人と人との会話は多様であり、一概に本書のような対応が望ましいかはわからないが、各会話において困ってしまう相手の質問は、「なるほど」と頷いてしまう。一点、改めて思い出したことは、クレーム対応において、相手の不満をまずは洗いざらい聞いてしまうことが大切なこと。その上で相手が何を望んでいるのかをくみ取ることが大切。

  • 第1章 仕事で切り返せ!
    第2章 日常で切り返せ!
    第3章 色恋沙汰を切り返せ!
    第4章 家族の会話で切り返せ!

    こんなこと言われたら・・・

    「やる気がないなら、帰れ!」
    「全然関係ない話していい?」
    「今日、なんの日だ?」
    「世間体が悪いからやめて」

    新刊ラジオでおなじみの、石橋遊さんの共著です。


  • むしゃくしゃしている時に勢いで買いました。
    真面目な口調で時々いやいやそれはないわ!という事が書いてあるので、面白かった。

    一言ずつ見開き1Pで切り返し方を解説しています。
    要に内心どんなに罵倒しようが、ヨイショして相手を持ち上げとけ、というアドバイスです。
    いい例(○)、悪い例(×)、場合によってはいい例(△)の3パターンの切り返し方が載っているのですが、△の回答がおかしい!
    というか、やたらオヤジギャグが多い気がします(笑)
    さくさく読めました。

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著者プロフィール

グループ・ニヒト(Group Nicht)

市川スガノ(いちかわ・すがの)
編集者、ライター。著書に『日常生活で使ってみたい「侍」の日本語』(日本文芸社)など。また「高橋健太郎」名義による著書に『真説 老子』(草思社)などがある。

白洲黄泉人(しらす・よみひと)
1977年埼玉県生まれ。博士(文学)(上智大学)。大学で授業をしたりしなかったり、日本近代文学について論文を書いたり書かなかったりしている。

加納ミサ(かのう・みさ)
臨床心理士・公認心理師。著書に『キャバ嬢カウンセラー・ミサの恋愛課外授業』(河出書房新社)。

大村佑介(おおむら・ゆうすけ)
俳優、ライターを経て、ラジオ、ポッドキャスト、オーディオブックなどの音声コンテンツの企画構成、ディレクターとして活動。

松鶴家天太(しょかくや・てんた)
大道芸人。松鶴家ぽん(旧名・PONTA)氏との出会いをきっかけに大道芸人に、07年に「松鶴家」を襲名。

「2023年 『文庫 ヨイショの技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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