人はどこまで合理的か 下

  • 草思社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794225900

感想・レビュー・書評

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  • レビューはブログにて
    https://ameblo.jp/w92-3/entry-12774116636.html

  • 上巻に記載

  • モンティホール問題に始まり、様々な実例を用いて、我々がいかに誤謬(非合理的な認識)を行いがちか、そしてそれがどういったことから派生するかが詳細に解説されいてる。
    著者の広範な知識にはただ圧倒され、古今東西の心理学はおろか哲学・社会学の文献からの引用も多く、読んでいて学ぶところも多かった。
    一方で訳の問題なのか、原文がそうなのか分からないが難解な部分や数式もあり、(これは私のレベルの問題であろうが)理解がおぼつかないところもあった。

  • https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/903431

    千駄ヶ谷にもあります。

  • マイサイドバイアス、現実的マインドセット、神話的マインドセットの考え方は面白かったな。人の心底には、どうにも「非合理性」が居座っているのは事実だろう。

    翻っても、噂話が自衛に大切だった時代から、ソーシャルメディアってのがこれを無責任なエンタメにしてしまった時代。そうは言っても、先祖返りせぬためにも、合理的な判断はより大事に違いない。

    取敢えず、トランプさんが大嫌いなことはわかった。

    結論が近づくにつれて本としての迫力は弱まった気がしたな。

  • 大学での講義がもとと書いてあるが、もっとイラストが多くてもよかったような気がする。著作権の問題かもしれないが、グラフと表だけでは飽きてします。

  • 相関があるかどうかは散布図と回帰分析でわかる

    因果関係があるかどうかは、ランダム化と自然実験から読み取る

    ジョンロック「私たちが生まれながらにして自由なのは、生まれながらにして理性を備えているからである」

  • 第10章が「なぜ人びとはこんなに不合理なのか」で陰謀論とかバイアスとか「動機づけられた推論」とかの話やってて、この章だけでも読む価値がある。いくつかおもしろい話もあり。

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著者プロフィール

スティーブン・ピンカー(Steven Pinker)
ハーバード大学心理学教授。スタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学でも教鞭をとっている。認知科学者、実験心理学者として視覚認知、心理言語学、人間関係について研究している。進化心理学の第一人者。主著に『言語を生みだす本能』、『心の仕組み』、『人間の本性を考える』、『思考する言語』(以上NHKブックス)、『暴力の人類史』(青土社)、『人はどこまで合理的か』(草思社)などがある。その研究と教育の業績、ならびに著書により、数々の受賞歴がある。米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーリンポリシー誌の「知識人トップ100人」、ヒューマニスト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。米国科学アカデミー会員。

「2023年 『文庫 21世紀の啓蒙 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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