四つの約束

  • コスモス・ライブラリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795223714

感想・レビュー・書評

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  • オーラソーマは古代からの智恵の集積とも言われています。

    ヴィッキーさんの言葉によると、「古いワインを新しい革袋に入れたようなもの」ということなのですが、色というキーワードの新しい革袋(オーラソーマ)のなかに、古代からの智恵が含まれている、ということなのでしょう。

    別のいい方をすれば、オーラソーマのイクイリブリアムは「意識の鍵」です、といういい方がありますが、古代の智恵とは、人間の意識の扉を開ける鍵でもあるのです。

    先日あるメキシコのシャーマンの人の教えを聞く機会がありました。

    彼はメキシコのヒーラーの家に生まれ、ヒーラーの母親とシャーマンの祖父によって育てられ、彼はその家系の伝統、数世紀の歴史を持つヒーリングの智恵を統合し、秘教トルテックの智恵を発展させるべく期待されたにもかかわらず、医学を志し、外科医になります。

    しかし、運命は逆らえないもので、彼は自動車事故に遭い、そこで臨死体験をし、幽体離脱の体験をします。

    その体験に衝撃を受け、自己探究に目覚め、古代の祖先の智恵を身につけ、ヒーラーの母やシャーマンに師事し、研究を深め、今は自らメキシコのオティワカン(シャーマン)としてワークショップや講演を通してトルティックの秘教的智恵を人びとに授け、意識的進化のために活動している人です。

    その人の名前はドン・ミゲル・ルイス。
    『四つの約束』という本はスピリチュアル書として有名な「神との対話」を越えて、100万部を越えるベストセラーとなりました。

    この本を読むと、まさにオーラソーマと同じ世界観、「人間は光から作られている」ということが書かれてあり、オーラソーマの理解に役立つ古代の智恵のひとつだと思い、紹介したく思いました。

    古代の智恵、人類の叡智、悟り得た人たちの智恵というのはいつもそこには共通した叡智があります。

    そして、ある一つの体験がその人の人生を永久に変えてしまったりするのです。

    ある男の場合、その体験とは「私は光から作られている。私は星から作られている」「本当の私たちは、純粋な愛であり、光なのだ」という体験でした。

    そして物質は鏡であること、全ては光を反射する鏡であり、その光によってイメージを創り出すのを見た。
    すなわち、この幻影の世界、「夢」は、ちょうど鏡を覆う煙のようなもので、私たちの本当の姿を映すのを妨げているのである。

    この認識が、その男の人生を変えてしまったのです。

    「いったん、本当の自分が何であるかを知ると、彼はまわりを見まわして、そこで見たものに驚嘆した。
    彼はあらゆるものに自分を見た。
    あらゆる人間、樹木、水、雨、雲、大地の中に自分を見たのである。
    彼は「生命」はトナールとナワールの異なった組み合わせによって、生命そのものの何百万もの形を顕しているとわかったのである。

    男は、自分が人びとの鏡である、ということがわかった。
    その鏡の中に、男は自分の姿を見るのだ。
    「あらゆる人は、お互いの鏡である」
    彼は、すべての人々の中に自分自身を見た。
    けれども誰も彼のことを自分たち自身である、とは見ないのである。
    彼がわかったのは、誰もが夢を見ている。
    しかし夢を見ていると気がついていないということだ。
    自分たちが本当は誰であるのか、知らないままに夢を見ているのだ。
    人々が彼を見ることができないのは、鏡の周りに霧や煙の壁を張りめぐらしているからだ。
    こうした霧の壁は、光のイメージの解釈から成り立っている。
    これが人間の「夢」なのである」

    このようにして、私たちは、昼も夜も、起きているときも、眠っているときも、今見たり聞いたりしていることも、すべて夢なのです。

    では、その夢はどのように作られるのでしょうか?

    このつづきは→http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-11046614152.html

  • 『正しい言葉を使う』 『何事も個人的に受け取らない』 『思い込みをしない』 『常にベストを尽くす』

  • 幸せになりたいっ。
    ならば、四つの約束を。

    四つの約束とは、
    1.正しい言葉を使うこと(仏教で言う正語)
    2.なにごとも個人的に受け取らないこと(自分を客観的に見つめること。上座部仏教などと通じる)
    3.思い込みをしないこと(禅でいう妄想しないこと)
    4.つねにベストを尽くすこと (今の瞬間に生きること)
    この四つの約束を実行できれば自分の中に天国が現れるとのこと。

  • トルテックの叡智を、四の約束とし、とても実践しやすく提供されています。
    表現が少々気になりましたが、伝えている内容は、素晴らしいと感じます。

  • CTIのリーダーシッププログラムでこの本と出会い、この本の言わんとすべきところを噛みしめれば噛みしめるほど、自分の生き方が変わってきました。あの世に一冊だけ本を持っていける、と言われたら、持っていく本かもしれない。

  • メキシコ生まれのドン・ミゲル・ルイス。
    古代メキシコの「トルテック」の智恵を紹介。
    その智恵とは、自縛的信念から逃れる方法。

    四つの約束とは、
    1.正しい言葉を使うこと(仏教で言う正語)
    2.なにごとも個人的に受け取らないこと(自分を客観的に見つめること。上座部仏教などと通じる)
    3.思い込みをしないこと(禅でいう妄想しないこと)
    4.つねにベストを尽くすこと (今の瞬間に生きること)

  • 4年前に購入し感銘を受ける。ひょんなことから、また今手にして読み返すと、一つ一つの言葉がしみわたる。正しい言葉、つまり、自分自身に対して罪のない言葉を使うこと。普段の生活で、自分がどれだけ自分自身を傷つける言葉使いや思いを抱いているのだろう、と思った。日々読み返したい良書。

  • ものすごく共感した。もの凄く単純で、でも実践するのは難しい。大事にしたい本。

  • 母がヒーラー、祖父がシャーマンだった作者ドン・ミゲル・ルイスは、その環境に反発するかのように現代医学を修め外科医となったが、臨死体験を経て、あらためて自己探求への道へと進んだ人物。古代メキシコの知恵「トルテック」を伝える本書は、人生の様々な制約によって曇らされている幻想から、自由な本来の自分へと導くための多くの示唆に富んだ良書です。題名の四つの約束、“正しい言葉を使うこと”“なにごとも個人的に受け取らないこと”“思い込みをしないこと”“つねにベストを尽くすこと”についてわかりやすく述べられています。

  • 2008前半シータ

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ドン・ミゲルルイスの作品

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