のはなしし

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 552
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796682640

感想・レビュー・書評

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  •  どっかの書評で、「今一番面白いエッセイ」とか書かれたので、買ってみた一冊。
     確かに面白いです。でも、それで終わっちゃうかなっていうのはちょっと辛口すぎるかな。

  • 「孤独」の話と、「死ぬ」の話と、「戦争 」の話と、「種田山頭火」の話と、「ぷぷぷ」の話と、「んかきそこねもの巻」の話が好きだ。

  • 面白かった~
    相変わらずさくっと読めます。

    なんか、懐かしい話しが多かった

    読んでて笑えることがあり
    いつも最後になるといい話が
    「んかきそこねもの巻」の話
    は良かった~

  • あんなことやこんなことあったね。読めば思い出すあの日のことやあの時のこと。かれこれ十何年も伊集院光深夜の馬鹿力を聞いてきたリスナーとしてはエッセイで語られるエピソードに身に覚え(聴き覚え)があるのがちらほらと見受けられるが、それで想うことは日常の一部になっていて、私の一部になっているのだなぁとしみじみと実感した。共に過ごしてきたのだなーと。それだけにいずれは終わりを迎える時には身を引き裂かされる思いになるのは火を見るより明らかではあるが、正直出会えて良かった。助けられ、救われたし、続く限り大切に聴きたい。

  • ラジオで聴く方が好きだな~

  •  安定の作品。軽い読み物として重宝する。 伊集院のすきなものって、結構自分とダブル。年も同じだし。ただ、ネガティブさは伊集院のほうが上か? あと、こういった本って読み終わった後、何も残らない。それもいい。

  • のはなしももう4作目。
    しんみりする話や,思わず絶句してしまう話など,今回は気が落ちる話が多いですね
    相変わらず伊集院さんの着眼点や表現センスは素晴らしく,読んでいてぐいぐいと引き込まれていきます。過去の作品もまた読み返していきたいですね。

  • いち、に、さんがかなりおもしろかったし、それらに比べても伊集院がかなり一生懸命宣伝してたし、評価も高かった?みたいだし、期待も大きかったが、ハードルを上げ過ぎだったかも。いち、に、さんを読んだのがだいぶ前だが、前の方がもっと笑った気がする。
    決して悪いわけじゃない、十分おもしろい。

  • 着眼点が違う。大好き。

  • ラジオパーソナリティでお笑いタレント伊集院光によるエッセイ。
    彼の持つ、フツーの人とは違う独特の視点、理屈っぽさ、こだわりの強さ、想像(妄想)力の強さ、何にでも興味を持つ好奇心の強さが感じられる小話が約100本。

    僕が一番好きだったのは、伊集院氏の奥さんの弟さん(中学生で亡くなった)が生前残したノートに書かれていた意味不明なメモの話。
    「んかきそこねもの巻」の話。
    笑い、切なさ、「わかるわかる」的な共感など、読んだ人に色々ものが混ぜ合わさった、何とも表現しづらいモヤモヤした感情を抱かせてくれる、絶妙の小話だと感じた。

    他にも、

    ・「好きなアニメ」の話 …TV番組のアンケートで子供の頃に好きだったアニメ5本を回答したら全部同じ演出家だったことが後で分かるという、嘘みたいで感心する話。
    ・「死ぬ」の話 …子供の頃「自分が死んだら世界は消滅するんじゃないか」と考えて眠れなくなったという、ちょっと考えすぎちゃう子供にとっては「わかるわかる」的な共感話(僕も子供の頃そんなこと考えてました...)
    ・「夕焼け」の話…小学生の夏休み、友達と蝉を採っては公園の倉庫に入れて倉庫を蝉で満たそうとした、バカバカしくもラストに衝撃のどんでん返しのある話。
    ・「現実逃避」の話…働かなくても、自分のウンコが高額で買ってもらえるようになったら、、、という妄想を発展させていく、荒唐無稽だけど部分的にリアリティのある妄想話。
    ・「嫌いな映画」の話…松たか子の映画「告白」が(褒め言葉として)嫌いだという、人間の感性についての話。

    などが面白いと感じた。
    たぶん、読む人によって面白いと感じる話が違うんだと思う。

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著者プロフィール

1967年生まれ。84年に三遊亭楽太郎(現・六代目三遊亭円楽)に弟子入りし、落語家・三遊亭楽大として活動。87年ごろから伊集院光としてタレント活動をはじめ、「伊集院光のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)、「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)といったラジオ番組のパーソナリティをつとめる。2012年よりNHK Eテレ「100分de名著」に出演。『世間とズレちゃうのはしょうがない』(養老孟司との共著、PHP研究所)、『名著の話 僕とカフカのひきこもり』(KADOKAWA)などの著作がある。

「2023年 『名著の話 芭蕉も僕も盛っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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