- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796698542
感想・レビュー・書評
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まさに海堂作品!といえる本作では、過去の海堂作品で取り扱ったキャラクターたちが一堂に会する。
それぞれの思惑がエーアイセンター設立に密接に絡み合い、何がどうなることで利益を得るのかがわからない状況でスピーディーに状況は変化していく。
早く早くと気が逸る本作、続きが気になるところです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらずの濃いキャラクター達の議論の応酬や、新たな人物、過去の人物が入り乱れて面白くはあるのだが、如何せん前の話を引っ張り過ぎて思い出すのに疲れるというのもある。でも、それがあってもなお先が気になって読むのがとまらなのが、バチスタシリーズの魅力だと思う。下巻も楽しみです。
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話のテンポとかは良く、さすが人気の作家さんだと思います。
ただ、このシリーズは「論理的に理詰めで議論に勝つ!」っていうのが、バトルの主軸にあるようなのですが、肝心のロジックの中身にちょっと無理のあることが多いです。
なので、最後まで読んだ時に、それで勝ったことになるの?って感じてしまい、なんか後味が悪くなってしまったのが残念です。(変にロジックロジック言わなければ、普通に読めると思うのですが、強調されるので余計に粗が目立つ気がします) -
前作である「イノセント・ゲリラの祝祭」や「極北クレイマー」などから引き続いて医療と司法との関係性について言及している。
更には、田口・白鳥シリーズ以外での物語も集約されつつあるような匂いが…
物語自体はまだ前半だからなのか、前置き部分が多くて若干まったりしてる感じが。。。。
…白鳥もまだまだおとなしいし。。。
ま、ここからは一気に盛り上がるコトを期待して下巻へ!! -
ドラマを見てからだったので宇佐見さんがまさかの龍馬口調と知らずどうしても笑いがこみあげます、おとされちゃうなぁ(笑)グッチーは面倒事をよけることだけしてきたけど島津さんすら病院長に頼まれれば交換条件くらい出すらしいのに抜けてるグッチー。おねだりは下手なところが可愛かった。
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テレビドラマで先にオチを知っていたのに、おなじみの登場人物達は相変わらず濃く、それだけでも十分お腹いっぱいになった。
次で同シリーズは終了らしいが、もう少し続けて欲しいな。 -
正統派?なミステリーの色濃い巻でした。結構好き。
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次作のケルベロスの肖像でシリーズが完結するということもあってラストに向かってひた走っている感じ。
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2012年09月 03/70
バチスタシリーズの第何弾かは忘れたましたが、文庫の新しいもの。ホードカバーの方では完結してしまったようです。まだいくつか読んでないのがあるので、タイミングを見つけて読もうと思います。