- Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796871068
作品紹介・あらすじ
イランの伝統弦楽器タールの奏者として活躍していたナーセル・アリはなによりも大切にしていたタールを妻に壊され、生きる望みを失った。死を決意してから8日後の彼の死まで、ナーセル・アリの最期の日々が始まる。はたしてタールの音色に秘められた想いとは…?『ペルセポリス』で激動のイラン現代史とともに自らの半生を描き切ったマルジャン・サトラピが、1958年のテヘランを舞台に綴る、可笑しくも、やがて哀しき人生の物語。2005年度アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞。
感想・レビュー・書評
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イラン出身でフランスで活動している漫画家、マルジャン・サトラピの作品。親戚の演奏家をモチーフにしている。
イランの伝統弦楽器タールの奏者の男が、妻に大切にしていたタールを壊され、生きる望みを失う。死を選んだ男の、最後の8日間が描かれた作品。
濃厚に漂う死と絶望の雰囲気が、悲しくも心地よい。徐々に明らかになる彼の人生の空しさに、心を射抜かれました。家族とのギクシャクした関係も生々しくもリアル。
モノクロで表現されるマルジャン・サトラピの絵の雰囲気が素晴らしい。自身が監督して実写映画化しているようだが、『ペルセポリス』のようにアニメ作品にしてほかった。
今後の作品が楽しみな作家です。 -
なんか…全体的に新鮮ってーか…
イラン人の人の感覚ってこんなんなんかな…???? -
イランの音楽家が生活に絶応して死ぬまでの一週間を描いた漫画。切り絵のような特徴のある絵柄が素敵。
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所在記号:726.1||サト
資料番号:10214379
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2018年7月8日に紹介されました!
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<閲覧スタッフより>
イランの伝統弦楽器“タール”の奏者として有名なナーセル・アリ。 ある日なによりも大切なタールを妻に壊され、生きる希望を失った・・・。素朴で淡々とした描写がアリの死までの8日間を辿ります。
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所在記号:726.1||サト
資料番号:10214379
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映画は映画でいいとして
やはりヴァイオリンではなくタールがいいんだろうな
それと鶏のプラム煮はおふくろの味のようで
映画はその点抜けてた気がする