芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本

著者 :
  • 秀和システム
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本棚登録 : 431
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798044767

感想・レビュー・書評

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  • 試しに一度、美術館に行ってみたくなる一冊。自由に、気にせずに、好きなように楽しんで良いのだと、背中を押してくれる。美術館巡りも趣味にしてみたい。まずは体験して、肌に合うかどうか。

  • 第4章の「アート作品の見方」を実践しに美術館に行きたくなりました。"アメ"の眼・"ムチ"の眼は、美術以外にも応用できそう。

  • 先入観にとらわれず美術を観賞しよう!
    とにかく美術館に行こう!
    自分の感覚で楽しもう!!

  • 展覧会をどう楽しむかって、意外と重要で難しいよね。

  • Do not think, but just feel. ということでしょう。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784798044767

  • 様々な見方が書かれていて参考になった。ただ、いきなり小さな美術館や、コレクター美術館を勧める話が出てきて、美術館を敷居が高いと感じている人にとっては、さらに敷居を高く感じさせてしまうのではと思った。

  • 内容自体は、好きなように見よう、自分の感性でみようという主張。
    印象に残ったのは以下。

    ○比較してみる
    ・ラファエロの牧場の聖母とダヴィンチの岩窟の聖母は、どちらもヨハネがイエスを祝福している同じ場面
    →ラファエロの方が光に満ちて明るい理想的な教科書通りの作品に対して、ダヴィンチは薄暗くどちらがヨハネの印である十字架ももっていないのでどちらがイエスかもはっきりしない
    →ラファエロは当時のルールを重んじて描いたこと、ダヴィンチはルールよりも自分の表現を優先させたことがわかる


    ○もしこうだったらを想像してみる
    ・歌皮広重の「蒲原」は山奥の雪景色に人が3人通っている風景
    →もし人がいなかったら?
    →寂しい風景すぎて面白みがない
    →人を加えることで、雪の降り積もるしんとした風景であることを際立たせている


    ○おすすめの美術館
    ・札幌芸術の森美術館
    ・モエレ沼公園
    ・アルテピアッツァ美唄
    ・十和田市現代美術館
    ・太田記念美術館(北斎、歌川の作品を多く所蔵)
    ・クレマチスの丘
    ・鹿児島県 霧島アートの森

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