「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799314913

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  • NDC(9版) 780.193 : スポーツ.体育

  • 武術の先生と骨ストレッチの開発者の対談で、筋肉を鍛えてガチガチに身体を固めるよりも、骨を考慮した柔軟な動きをした方が良いよね、という本。

    骨ストレッチという言葉はこの本に出合って初めて知りましたが、腹筋をすると身体が動きにくくなるとか、筋肉を鍛えるウェイトトレーニングをすれば良いというものではないとか、今まで出会ってきた一般常識からは離れた内容になっていて、目から鱗の内容でした。

    マグロの中落ちストレッチをはじめ、いくつかストレッチが紹介されていますが、骨ストレッチをもっとしりたければ……という文言が見えてきそうなくらい、本質については語られません(笑)
    それはまた、別の本を読むなり講習会に来てくださいね、ということなのでしょう。

    私は運動音痴でまったくスポーツに親和性のない人間なのですが、そんな私でも“うごける身体づくり”が出来るのかもしれないな、と思えた本でした。

    さらさらっと数時間で読めましたので、気になる方はどうぞ

  • オーディオブックにて。

    骨ストレッチに興味が湧き、はじめてみた!

  • 対談自体は興味深いけれど、精神論、あまりにも精神論に寄りすぎていて、両人にとってはこの方が具体的なんだろうけど、自分にとって実現性が掴みにくい…。
    ただ手のひら返しとか、「力を抜けば力が出る」的な感覚は面白いからやってみたい。
    あと骨ストレッチにはかなり興味湧いた。
    骨ストレッチの導入本として○かな。

  • 導入部分は面白そう!

    しかし、具体的にやって見せなくちゃ意味がない・・・と言いながら、

    有名人がどうたらこうらら、能書きばかりの対談が多すぎた。
    あげくに、人生観や教育論・・・世の中間違ってる的なお話にまで拡散。

    ようやく最終章で少しだけ、「骨ストレッチ」って何が見えてきた。

  • 具体的に効果があった実例に乏しいし、トレーニング方法についてもあまり紹介されていない。
    スポーツには筋肉だけではない何かが必要だという点は納得できるので少し調べて見たい。

  • 松村くん、ファイト! 

  • 宇宙の謎はだいぶん解明されてきたけれど、いちばん解明されていないのは、人間の身体ではないのか。
    物理学の常識にならうなら、人間はその法則に縛られたちっぽけな存在にすぎない。
    けれどもいったん科学の常識の外に出るやいなや、人間はすさまじい潜在能力を発揮する可能性がある。それを人生をかけて研究しているのが甲野善紀氏であり、その薫陶をうけた松村卓氏なのだろう。競争に勝利することなんて、こんなに面白い研究対象に比べれば、ゴミみたいなものだ。
    とはいえ、個人的にスポーツにあまり興味がなく、楽器演奏を向上させるために読んだ。ぜひ楽器演奏をテーマにした甲野氏の著作なり対談を読みたいとせつに願う。

  • 新書

  • 2人の意見は同じでずっと同じことを対談している
    体の動かし方のアプローチを変える方法は面白いが他の人を否定しない方がいい
    実用には向かない

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著者プロフィール

1949年、東京生まれ。
20代はじめに「人間にとっての自然とは何か」を探究するために武の道へ。
1978年、松聲館道場を設立。
以来、日本古来の武術を伝書と技の両面から独自に研究し、2000年頃から、その成果がスポーツや音楽、介護、ロボット工学などの分野からも関心を持たれるようになり、海外からも指導を依頼されている。
2007年から3年間、神戸女学院大学で客員教授も務めた。
2009年、独立数学者の森田真生氏と「この日の学校」を開講。
現在、夜間飛行からメールマガジン『風の先・風の跡』を発行している。
おもな著書に、『剣の精神誌』(ちくま学芸文庫)、『できない理由は、その頑張りと努力にあった』(聞き手・平尾文氏/PHP研究所)、『ヒモトレ革命』(小関勲氏共著/日貿出版社)、『古の武術に学ぶ無意識のちから』(前野隆司氏共著/ワニブックス)などがある。

「2020年 『巧拙無二 近代職人の道徳と美意識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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