普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784799327678

感想・レビュー・書評

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  • 仕事を全くしない意味でのFIREはしたくなくなった一冊。それは、ありがたいことに、今の職場でやりたいことがまだたくさんあるからですが。また、子供がいるとFIREまでの道のりは遠くなることも説明されています。でも時間は戻せないともあり、現実的です。
    これは私の予想ですが、FIREを達成できる人は仕事をやめた後に自分でやりたいことが明確にある方だと思います。そうでないとただ仕事が嫌で辞めた人になってしまうからです。

    ■定年後の自分を想像。
    本書を読んで、定年退職後、「自由だ!いつでも旅行に行ける!いつでも本が読める!」という気持ちが25年も続くわけがないことに改めて気が付き、生きがいを見つけないとボー然とすることに気がつきました。つまり、FIREをするにはお金は大前提ですが、FIRE後の過ごし方の見通しが絶対に必要です。もちろん、大抵の人はお金の面でつまずくので、お金の話に本書は終始していますが。

    ■ひとことズバッと書いてある。
    ・もし子育てとの両立がしんどいのであれば、それは女性の問題ではなく男性の協力不足の問題だと考えてください(P80)。男性著者の本でこんな言葉を見られるとは!わたしはこの言葉も付け加えたいです。「どうしても協力が難しいのであれば、自分の代わりに協力できる人を外注してください。ただし、費用がかかるのでFIREからは遠くなります。」

    ■もっともっと稼ぐ
    FIREだけでなく、資産形成にも言えますが、大事なのは入金力。これは他のマネー本でも見かける言葉。人事評価シートは本気で書き、人事関係の規定を見て資格手当を得られないか検討する。めちゃくちゃ貪欲です。それなのにFIREするなんてもったいない笑

  • とても参考になる本でした。
    FIREは、とても魅力的ですが、なかなか実践するのは難しそうですねー。
    ただ、知っておくべき内容だと思いました❕

    ぜひぜひ読んでみてください

  • 2021 山崎俊輔

    FIRE

    Financial Independence Retire Early

    経済的な独立と早期退職

    1キホン

    年収を増やす
    支出を減らす
    高利回りで増やす

    2稼ぐ
    年収を上げる
    ①長時間
    ②副業
    ③時給を上げる

    3節約
    10%の支出ダウンを目指す

    より安いサービス

    家計簿アプリ
    家計簿は記録の分析に意味がある
    改善(未来志向で)

    貯める口座と使う口座で管理
    自動引き落としで貯める

    節約スキルは一生の財産
    一生節約の意識を持つ
    無理のない生活で

    4貯める
    運用利回りを知る
    毎月の積立額とのバランス、で割り出す

    インデックスファンドで、低コストの分散投資

    インデックス投資とは
    投資信託、ETF
    毎月○万円購入というような金額指定の自動積立

    非課税口座〜これを利用することアセット・ロケーションと呼ぶ
    NISA 個人優遇口座 年120万円の投資枠あり
    そしてリスク商品しか買えない特徴あり
    iDeCo 個人老後資産形成優遇口座

    手数料注意

    早く口座開設、満額利用が重要


    5知識
    公的制度を知る
    家問題
    保険(民間)は必要か?
    必要なリスク、必要ながく

    感想
    もっと早くこの考えを知るべきだったと思うが、
    老後生活のヒントにはなった




  • 現実的には60歳ぐらいの早期リタイヤがまあ無難かなといったところ。
    日本の年金は優秀なベーシックインカムって考え方で。
    早ければ早いほどそこがネックになるし。
    よく見るようになった話と大体同じ感じ。

    基本はお金無振り回されない経済的独立なのは前提として、大事なのは趣味作っておけって、FIREしたい人は趣味とか余暇の時間も超大事だからFIREするんだと思ってた。

  • 本当は違うfireの本を読みたかったが、この本しかその時はなかったので、似ているからいいかということで読んでみた。

    老後に2000万円は、問題になった。
    衣食住に公的年金収入でほぼ足りている。
    旅行や趣味や娯楽、孫への御祝いなどのお金は自分で貯めろということ。



  • YouTubeなどでFIREについて学習していたので概ね知っている内容でした。
    しかし書籍という事もあり、より具体的に細部まで書かれていたように感じました。
    メディアやYouTube等で関心を持った人は見ておいて損はないと思います。

    印象に残ったフレーズ
    ・公的年金は日常生活分しか見ていない
    ・まず社内規定をチェック

  • 昨年本要約系のチャンネルで取り上げられまくっていた書籍をPrime Readingで読んでみた。
    生活費を25年分貯めて4%取り崩す理論は有名になってきたけど、インフレ率の考慮は抜けがち。

  • 友達からFIREについて聞いて、読んでみた一冊。
    40歳でのリタイアは現実的ではないけど、プチFIREなら少し希望が見えた気がする。50歳ぐらいでリタイアして、悠々自適な生活憧れる。。
    インデックス投資増やすのと、もうちょっとお金の使い道を意識するのが良いのかな。
    仕事はこれからも変わらずだけど、やっぱり正社員を維持し続けるのはポイントになってきそう。使える制度はしっかり活用したい。

  • Kindle Unlimitedにて読了。
    会社員に向けたFIREの入門書。
    本業の収入を増やす、支出を減らす、作った資産を運用して増やす。そうして必要資産が出来たらFIRE達成、という至極わかりやすい論理構成になってます。
    ああ、独り身だったらな、、と思います。子供は贅沢品と言われて久しいですが、教育費のごつい支出がFIREを遠ざけますね。まあ、5年くらい早くリタイアする、プチFIRE目指してがんばります。

  • FIREではない、資産形成の本。

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著者プロフィール

AFP、消費生活アドバイザー
1972年生まれ、中央大学法学部卒。企業年金研究所、FP総研を経て独立。
退職金・企業年金制度と投資教育が専門。若い世代のためのマネープランに
関する啓発にも取り組んでいる。わかりやすく読みやすいお金のコラムが人気で、Yahoo!ニュース、日本経済新聞電子版、マネー現代、プレジデントオンラインなど、月20本以上の連載を抱える人気FPのひとり。

「2023年 『ファイナンシャル・ウェルビーイング 人生が豊かに幸せになる お金の考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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