- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799902868
作品紹介・あらすじ
小五の七海が預かったのは、とんでもないデブねこ…だけど、愛嬌たっぷりのクマハチ。でも、クマハチには、とんでもない秘密があって……「心残り」から成仏しそびれ、ねこにとりついた、ドジな落語家と少女との笑いと涙の物語。
感想・レビュー・書評
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死後、成仏できずに猫に憑いた落語家と、友人関係に悩む小学生の女の子のお話。
設定がもう面白いよねえ!
どの人物もちゃんと生きてる厚みがあってよかった。
ラストは意外性もあり、楽しめる作品だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
事故死した落語家が、成仏できずに、デブ猫にとりつくという設定が面白い。
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面白かったです
猫も可愛しストーリーもしっかり作られてます
児童書と侮ってましたが反省しました -
題名と出だしはおもしろそうだったが、読み進むと期待はずれ。道徳の教科書みたいな、型にはまったつまらない児童書。いじめ、女の子の仲違いと、安易な仲直りの話だった。
子どもが読むにはいいかもしれないが、大人が読むには値しない。 -
主人公は小学5年の女の子。落語の話かと思いきや、テーマはSNSのトラブル。小さなきっかけから思わぬ方向へトラブルが大きくなってしまう事を理解できるように丁寧に書かれています。
落語家の魂が乗り移ったネコがいい仕事をしてくれます。 -
入院する祖父からねこのクマハチをあずかった小学5年生の七海
そのねこにはとんでもない秘密があった
「つまり、おじさんは、元落語家さんで、うっかり交通事故にあってしまい、幽霊になったってわけね? それで、飼いねこのクマハチにとりついて、今、話しているってこと?」
ねこにとりついていたのはドジな落語家の如月亭大福
七海は、友だち関係の悩みを助けてもらうかわりに、大福の“心のこり”をたしかめに元恋人に会いに行く
「へっつい幽霊」をモチーフにした《笑いあり、涙ありの物語》