にがくてあまい 11 (マッグガーデンコミック EDENシリーズ)

著者 :
  • マッグガーデン
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本棚登録 : 232
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800004994

感想・レビュー・書評

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  • マキさんにズバッと言ってしまったことを
    大人気なかった、誰にだって気の迷いや事情はあるのに
    と後悔しているミナミ、好きだ。
    結局本人の前では素直に謝れないが。笑

    高校を覗きに行った時にばばっちに会って、
    学校に良い思い出がないけれど高校生活をやり直したくて
    先生になったのかも、という話聞くミナミ。
    ばばっちと渚の企みで四人でご飯を食べることになり、
    最初は険悪なマキとミナミだけれど
    高遠さんがちゃんと健吾のグッズは恰好良いのを作ってくれたこともわかる。
    マキさんプロデュースならグッズを作ってもいいと言ってくれるミナミ。
    対して、ミナミが来ると知ってご飯の前に急いで仕上げた企画書を渡すマキ。
    2人の関係が仕事上とてもプロで甘えがなくて好きだ。

    ハンド部の子たちがボイコットではなくて
    結婚祝いを用意していたのが微笑ましい。
    ばばっちが退院して学校に顔を出した時、
    しー君と愛ちゃんは味方でいてくれたんだな。
    しー君がばばっちと一緒にコートに立ちたいと願ってくれるのが良い。
    かずしが足を洗う時に、みんな力を貸してくれていて
    それを口外するな、というところが恰好良い。
    哀川先輩も恰好良かった。

    渚が「節目の行事は次に行けるようしっかりやっとかんと」と言うが、確かに区切りはとても大事で。
    その言葉がばばっちに響くし、ばばっちが
    兄の立場からしたら死ねと言われてまた言ってら程度
    という言葉が渚を救う。良い関係だ。

    ばばっちのお母さんはちょっと意外なキャラだった。
    るりちゃんは「息子が不甲斐なくてすまない、別れてもいいんだよ」と声をかけてくれていたのだな。
    純ちゃんのお蔭で本心を言いあえて良かった。
    仲良し親子にならなくても、一定の解決を見るだけでも十分だと思う。
    庭にアスパラを植えようという渚の提案が素敵だ。

    ビーチではあるがハンドボールもできて良かったし
    そんなばばっちを見て泣いているマキが可愛い。
    しー君は自分もハンドを辞めようと考えたこともあって、
    あつしのことを天才肌だと思って羨んでいて
    自分はあつしの代わりだと思ってきたというのが切ない。
    今日でそう思うのやめた、と吹っ切れて良かった。

  • ばばっちがメインの巻。
    ちょっと惰性で読んでる感あり。

  • ばばっち、今度こそすべて救われたのかなー。
    ボールを真っすぐ打ち込むことが出来て、ハンドにも復活できそうだし、良かったなー。
    ていうか、ばばっち、「先輩は江田さんじゃダメなんですか?」って、突然えらいのぶっこんできたな。
    「ただの同居人だよ江田は」って返した渚の表情が、なんか意味深なんだけど、まさかのそーいう結末なのか、これ?んー。。。。

  • ばばっちが登場人物欄でもばばっち表記に(笑)ばばっちの心の澱が取れたかな。あとは渚か。敦くん、カッコいいね。

  • ばばっち、よかったね。

  • 完結。2人なりの幸せ見つけた感じかな。まあ、肉体関係はなくてもお互い大切に思いあってるってことなんだよね。これも一つの愛の形。

  • もうそろそろ終わっても良いような。

  • レシピは好きだけど、実写化には向いてないと思う。

  • 201510/ばばっち編よかった。実写化のキャスティングは違和感…。

  • ばばっちの成長。よかったねばばっち。そして君がラストに言ってくれたのは本当、渚が考えてくれる事に繋がればいいんだけど。今でも人として愛されてるとは思うし。
    それこそセクシャリティの壁を越えるのはなぁ。大変だよね。その壁を越えてくれれば万歳三唱なんだけど、人間として一番好きだ、一生一緒にいたい、でもお互いが良ければハッピーなんじゃないかなぁ。

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著者プロフィール

東京都出身。広告代理店勤務を経てフリーのイラストレーター、マンガ家になる。代表作に『にがくてあまい』(マッグガーデン)、『ZERO ONE』(朝日新聞出版)。

「2016年 『にがくてあまい公式レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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