ちょいブスの時代 ~仕事と恋愛の革命的変化 (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800211439

作品紹介・あらすじ

同じ能力でも美人が優遇され、ブスは割を食う-ところが昨今はその傾向が逆転し、「ちょいブス」の需要が就職や恋愛、婚活市場で急増しています。常に優位に立とうとする美人より、空気を読み、おもてなしに長けた「ちょいブス」のほうが愛嬌があってよい、というのです。なぜ「美人」は避けられるようになったのか、そして「ちょいブス」な女性たちが愛されている本当の理由とは?「インターネットの普及で脚光を浴びた非モテ層」「容姿より内面重視」「後ろ向きの男女平等」など、時代を映すさまざまなキーワードと、それらを巡る事例を豊富に紹介しながら、めまぐるしく変動する現代社会において、幸せに生きる方法論を示す一冊。

感想・レビュー・書評

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  • ちょいブスというより愛嬌とセンスがモノをいう時代になってきたのかなと読んでいて思った。色々な例を出されて何となく納得したところで最後の最後に作者からのサプライズにはミステリーのどんでん返しみたいなモノを感じた。

  • タイトルに惹かれて読んでみた。

    …なーんだ。思ったより“レベルの高い「ちょいブス」”を対象にした話だったわぁ。(゚∀゚;)
    そりゃー、性格が良けりゃあ外見が多少残念でも好かれるだろうさ。いつの時代も。
    そういう子はもともと容姿で評価されたりとかしないもんねぇ。( ̄ε ̄)

    期待してた内容とは少し違ってたけど、まぁこれはこれで面白かった♪
    学んだ愛嬌をしっかり身につけていこうと思う!…でも、ここまでハイスペックな「ちょいブス」にはなれそうもないけどw

  • 現代はちょいブスがもてはやされるという著者の考えを記した一冊。

    読みやすい反面、話がとりとめもなく、特に論理的でもないので、著者のエッセイを読んでいる感が。

  • 90年代に煽られたバブル的な恋愛消費文化の幻想から
    解き放たれて、容姿がキレイなだけの美人よりも
    人間力・コミュ力があって愛嬌のあふれる
    「ちょいブス」の方に支持が集まるように。
    美しければモテる、という「女性性」の喪失または変質。

  • 2013年7月初版
    常見陽平著
    ==

    90年代に煽られたバブル的な恋愛消費文化の幻想から、00年代以降は男女ともに解放され、容姿が綺麗な美人よりも、人間力・コミュ力があって愛嬌のある「ちょいブス」の方に支持が集まるように。「美しければモテる」という女性性の喪失・または変質について分析した一冊。

    単純なモテではなく、総合人間力判定になってきているっていう、ルールチェンジについて、かなり口悪く書いてありました笑 面白かったけど。

  • なんていうか、ある意味安定の常見氏。
    ほどほどに深入りせずざっと読んで、面白かったな〜くらいで読むのがおすすめ。

    ちょいブスと言いながらも、やはり常見氏なので就活の話が出てきたのは棚ぼた。

    参考になるようなならないような、面白さ。

    2015.03.25

  • 読みやすいけど
    どこかでこの作者もブスをバカにしてると思った。。

  • 2009年、首都圏と鳥取での連続不審死事件。「なぜこの人にっ!?」と誰もが思ったあの二つの事件。被告二人の”モテ”テクニックは凄まじかった。男心をくすぐるには、女はただ黙って待ってるだけじゃダメな時代なのである。
    女性の地位が向上した訳ではないのにバブル崩壊後、男性の社会・経済的地位が低下した結果、『後ろ向きの男女平等』(社会学者、水無田気流さんの指摘より)が実現しつつあり、男性のステイタスとしてのトロフィーワイフよりも、経済力がある、気遣いができる、癒される、などの容姿以外のスペックがより女性に求められることに。その結果プラスアルファのある「モテるちょいブス」の時代が熟してきたのか。恋愛とは努力して勝ち得る世の中なのだ。

  • 時代によって違うのか?世代によって違うのか?がいまひとつハッキリしないのだが、ハイパーメリトクラシー化は進んでいるようには思う。

  • 社会学的な本かと思いきや、ぜんぜん違った。
    文体が軽すぎて、好きじゃない。

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著者プロフィール

千葉商科大学准教授

「2021年 『POSSE vol.49』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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