- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800238122
作品紹介・あらすじ
年商10億円の風俗チェーンオーナーと業界を熟知したノンフィクション作家が、一般人が決して知り得ない「職業・風俗嬢」のリアルな内情を徹底解説。収入や労働環境・警察・税務署への対策、客を呼び込む営業術、増殖しつつある高学歴風俗嬢の実態など、読めばあなたの"風俗嬢観"が一変する。本書は現代の風俗産業の入門書であると同時に、「職業・風俗嬢」をひもとくことで、日本という国の特異性と社会の変質を読み取ろうという試みでもある。
感想・レビュー・書評
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風俗嬢が税金を取られない理由がわかった。
税務署は当然風俗嬢が儲けてることを店を通じて、知ってる。でも他にもっと取り締まるべきところがあるから見ないふりをしてる。
また、風俗嬢は法律上は存在しないことになってるから、警察との兼ね合いで立ち入り調査とかはできない。
やはり風俗とかキャバクラとかは政治に大きく左右される業態。知事が一掃作戦を言い出したらいきなり店が潰れることになる。
プロのすごい風俗嬢と最貧困レベルの風俗嬢が両方存在するのはよく聞く話。
ネットの発達によって女子大生とかが気軽に参入してくるようになり、女だったら稼げる時代ではなくなった。風俗嬢といえども、コミュ力や営業力などの「客が求めてることを察する力」が求められる。
テクニックよりもそういったソフト面が求められる時代だからこそ風俗業界も勝つのが難しくなってる
作中にあるように風俗で今成功してる女性たちは金融業の営業レディとかになっても大成功するだろう。
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風俗の歴史、税金事情を主に学ぶことができて楽しかった。
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風俗嬢と税金。日本における風俗の歴史。風俗嬢の風俗を始めた理由。様々な風俗嬢の在り方。世界の風俗事情。風俗を経営するなら…と多岐に渡り非常に勉強になった。
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風俗嬢について丹念に綴った一冊。
納税のことなどを含め真摯に分析しており、勉強になった。 -
「慰安婦の考え方が日本では歴史的に遊女からきているから諸外国とは全然根本が違うんだ~」
という話がおもしろそうだったから読んでみた。
読んだ感想は…うむ~。
風俗嬢は自ら職業として選んで選択した人が多いって話やら、風俗嬢は個人経営で税金払っていないって話はまあおもしろかったけど…。
読んでて思ったのは「男の理想的見解の風俗嬢」って感じかな。
女性目線ならまた違っておもしろい切り口も見えたかもだけど、いかんせん男性目線だから、彼女たちの話とか思いがなんか「男のドリーム」って感じ。
だからこの本、おもしろくないんだろな~。 -
さっと一読しました。タイトルは「職業としての風俗嬢」ですが、風俗嬢は職業としては(法律上)認められてなくて、税務署も見て見ぬふりをし、税金未納も黙認しているそうです。風俗嬢は従業員ではなく「個人事業主」で、個人事業主による自由恋愛と言うストーリーで理論武装?されているようです。風俗店は1万3000店ぐらい(コンビニ1位の店と同じくらい)、風俗嬢は33~39万人ぐらいと推計されています。中村敦彦&勅使河原守 著、2015.4発行。
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性風俗に関し、①江戸時代の遊郭から現代主流のデリヘルに至るまでの歴史、②業界を取り巻く行政、法律、規制、権力、③世界の性風俗の概要がわかりました。
飲みの席のネタに使えそうです。 -
稼ぐのは大変なんですね。
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風俗嬢がなぜ税金を納めないのか、ということについて、特に詳しく書かれていたような気がします。
知りたいのはそこではないのですが……。