響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編 (宝島社文庫)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800294012

感想・レビュー・書評

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  • 見事に青春の価値を小説の中に閉じ込めた。
    それにしても、このエピローグ。続きが読みたいんやけど。

  • あすかさんは凄かった! 見事、久美子ちゃんの悩みを解決! でも、そこが爽快感があって良かった!
    麗奈ちゃんと久美子ちゃんが別れ別れなっちゃうのは寂しかったけど><。でも、塚本くんとは結ばれて良かった! お似合いだよね! あとは奏ちゃんともいい関係のまま終われたのは良かった~!
    まだまだこの物語の続き、読みたいな><。もう1冊外伝があるみたいだから、それは読むとして、あと、アニメ化も決定したことだし、もう1冊くらい外伝、書いてくれないかな><。書いてくれたら凄い嬉しい!

  • 無事に完結してよかった。主人公達の熱い想いがぶつかり合っていてとても良かったです。あすかの出番少なすぎでは。それだけ久美子が成長したということなのかな


  • 学生(らいすた)ミニコメント
    主人公やその仲間たちが吹奏楽を通して成長する姿に元気づけられる。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/648286

  • 頼れる人がいるかいないか
    先輩がいるかいないか
    自分が最高学年になったときに
    先生も人なんだと思えるか
    神様ではないのだから
    もしかしたら
    神様だとしても
    悩むし
    迷うし
    戸惑うし
    考え込んでしまう
    自信なんてない
    ただ
    努力はしてきた
    一日をしっかりと
    積み重ねてきた
    それしかない、
    それを
    事実を積み上げて
    音を奏でていく
    一緒に合奏をしていく
    コンクールという形をとっているから
    金銀銅と結果は出るし、
    結果が出るからわかりやすくなるけど、
    その結果につながるまでの
    色々が
    音楽
    未来につながっていっているものが音楽
    次に導いていくこと

  • いよいよ完結! なかなかに感慨深い。最後までとっても面白かったんだけど、話の焦点が自分のパートに転入してきた優れた奏者の真由と主人公久美子の葛藤と、それをめぐる周囲の反応ということに集中しすぎていて、物語が個人的に見えてしまうきらいを感じた。
    今までは、主人公が持ち前の共感力で部内のいろいろな人間関係の問題に首をつっこんでいって、部内の人間関係の全体的なあり方を私たちに見せてくれる一歩引いた語り手という位置にあったので、それが物語に重層的な厚みをあたえてくれていたんだけれど、本作は主人公自身の問題を中心に話が回っていくので、そういうつきはなした感が薄く、せっかく主人公が部長という立場をになってリーダーシップを発揮していく立場へと成長しているはずなのに、あまりそれがよくわからずじまいだった。

    部長にソリを担当させたいという部内の雰囲気と、物語をハッピーエンドに向かわせたい読者からの期待の圧力とは、おそらく作者にとってパラレルだったはずだったけれど、物語の展開がハッピーエンド路線に進んでいく中で、困難に面した時の主人公の成長が置き去りにされたように感じられてしまった。

    最後まで真由にソリを担当させることで、主人公にはその葛藤に自ら決着をつけさせるべきだったのではないかと感じた。

  • 感想は1巻に

  • ザ・青春!!!
    ぶつかったり、受け止めあったり。
    めちゃくちゃ爽やかで素敵な青春!
    みんなが大切な時間をかけて、心でぶつかりあっめ音楽を作り上げていく過程が素敵やった。
    緑輝の性格素敵やなぁ。

  • 遂に完結。久美子の悩みは解決されたのかはわからないが、未来を生きる糧になったようだ。麗奈や緑輝、滝先生の気持ちも知りたい気がした。

  • 遂にシリーズ完結。久美子達3年生最後の夏、京都大会を突破した北宇治高校吹部は果たしてどうなるか。一気に読み切ってしまった。おまけのエピソードもいいんだけど、そこで違う苗字だったらよかったのに ^_^
    全くの余談だが、中学2年に吹部を止めた私としては、あのまま続けてたらどうなったをふと考えてしまう。中学は名門ではなかったけど、高校の器楽部(と云う名だった)は、それなりの強豪だったし、その道に進んだらこの子たちと同じような悩みにぶち当たったんだろうか。実際には別の道で一応全国は目指したけど、県大会3位で終わった夏だった

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著者プロフィール

1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年に出版されデビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』がテレビアニメ化され話題に。同シリーズは映画化、コミカライズなどもされ人気を博している。2020年に『愛されなくても別に』が第37回織田作之助賞の候補に、また2001年には同作で第42回吉川英治文学新人賞を受賞。その他の著作に、「君と漕ぐ」シリーズ、『石黒くんに春は来ない』『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『どうぞ愛をお叫びください』『世界が青くなったら』『嘘つきなふたり』などがある。

「2023年 『愛されなくても別に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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