FKB 怪談幽戯 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801902374

作品紹介・あらすじ

新たなFKB怪談実話アンソロジーが発動する。怪談実話として二つの柱「心霊系」そして「狂気系」の恐怖を一冊で堪能してもらおうという平山夢明の新趣向だ。「狂気系」では平山夢明を筆頭に、おなじみのメンバー黒史郎に加え、怖い話が周りにやってくる、引きが強いタレントの徳光正行など、新たな怪談の書き手を一気に投入!-閉鎖空間で出くわす狂気たち「映画館で遭った人」(浅野智哉)、銭湯での親切心が剥がれた時「人情銭湯」(有屋町春)ほか。「心霊系」ではご存じ黒木あるじ、我妻俊樹に加え、官能小説家として活躍中、怪談ものにも定評のある川奈まり子などこちらも平山、一押しのニューフェイスが登場!-便槽の掃除を請け負った男が見たモノ「穴の底」(吉澤有貴)、クリーニングに持ち込まれた異様な臭いの布団「死臭が染み付く」(渋川紀秀)など、新メンバーを含む10名による書き下ろし。「心霊VS狂気」どちらも怖い!

感想・レビュー・書評

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  • これまた夢さん狙いで読了。黒木あるじのパートは、ラストで唸らせるね!他の方の作品も楽しめましたが、特に吉澤有貴の「穴の底」のインパクトは凄かった!

  • 暇つぶしには最適な本ですね! 電車の中とかで読むのが良いでしょう…。

    狂気系・心霊系の2ジャンルのお話が収録されていますけれども、個人的に心霊系はちょっと…というのは僕ちんあんまり幽霊とかねぇ…信じないというかアレですね、子供の頃ならビビリまくりだったんでしょうけれども、大人になった今ではそんなに…という感じで狂気系がオススメですね!

    世の中、変な人が増えているような…そんな気がしてならない昨今ですけれどもねぇ…いやー、昔にも居るんですね! 変な人…興味深かったです。さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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