- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784802612081
感想・レビュー・書評
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久々のデザイン本。デザインといっても、ガチの意匠の意味のデザイン。
「けっきょく、よはく。」の姉妹本的な立ち位置の本でしょうか。
※けっきょく、よはく。
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4802611692#comment
前作は、余白の使い方について書かれていましたが、
今回のテーマはフォント。
フォントって何だからそそられますよね。。
フォントに加えて、色の使い方や余白の使い方も組み合わせて、
NGデザインとOKデザインを比べています。
素人でも、何となくNGはイケていなくて、OKはイケていることは分かるんですが、
その理由をロジカルに説明してくれているのが、この本のすごいところ。
素人には中々真似できないロジックで、豊富なフォントを説明してくれていますが、
パラパラ眺めているだけでも面白い本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フォント+そのデザインのOK、NGが横に並んでおりかなりわかりやすい!
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デザインに携わる仕事に転職してすぐの頃,本屋さんで立ち読みをして気に入ったので購入しました。
デザインのNG例とOK例が見開きで載っていて,「このデザインいいな」「こんなデザインもあるのか」と眺めるだけでも楽しい本です。フォントだけでなくレイアウトや装飾の参考にもなり,デザインの引き出しが増えます。 -
プロじゃないけど、デザインに携わる者として、
人生ガラッと変わるほど参考になった。
今までダサかったな…あ、これ今度真似したいな…の連続だった。
美しいデザインを沢山見ようと思った。 -
フォントのセンス経験値を上げる作例集。
自分はグラフィックデザインがまだまだなのでフォントがもっとうまく使えるようになりたいと思い購入。
本書は新米デザイナーが作ったデザインとベテランデザイナーが作ったデザインを比較してどこがダサいのか、どこをどうすると良くなるのかが具体的に書かれていてすごく参考になる。
どのフォントが使われているか記載があるので、モリサワフォントやAdobeフォントがあればトレースしてみるのも良いと思った。
事例がとにかく豊富だしデザインも素敵なので見ているだけでも楽しい。 -
フォントの基礎は最小限で、殆どは商品の広告やプレゼンなど、ジャンルごとに良くない例と対比する形で正解例が載っている。また、シチュエーションごとに正解のアレンジ例が複数載っているため、応用が効かせやすい。
最初はどこが悪いのか、どこを直すべきかもまるでわからないのに、一冊読むと何となくこのフォントは浮いている、ここを直すべきでは?とわかるような気がしてくる。自分がデザインしたときも、悪い例を思い出し改善できるようになれる気がする。
ただ、フォントの本となっているが、改善例はフォントだけでなく配置や色使いもいじっているため、フォントだけの良し悪しを比べられるわけではない。
全く同じ構成・配色で、フォントだけが異なるような対比例があれば、フォントの力のみを示すことができたのではないかと思うが、逆に言うとフォントだけでなく配色・配置なども勉強ができるということでもある。