30代後半という病気

著者 :
  • 築地書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806712008

感想・レビュー・書評

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  • 人生30代後半になると、もう若くもなくかといって老いた実感もない。でも人生には出産や住宅や介護などいろんな「選択」が降りかかってくる。そんな多難な人生の一つの時代に焦点を当てた「娘よ、ゆっくり大きくなりなさい」の著者の本であり私のバイブル。

    • pontac600さん
      人生30代後半になると、もう若くもなくかといって老いた実感もない。でも人生には出産や住宅や介護などいろんな「選択」が降りかかってくる。そんな...
      人生30代後半になると、もう若くもなくかといって老いた実感もない。でも人生には出産や住宅や介護などいろんな「選択」が降りかかってくる。そんな多難な人生の一つの時代に焦点を当てた「娘よ、ゆっくり大きくなりなさい」の著者の本であり私のバイブル。
      2009/09/23
  •  まさしく、30代後半に読みました。 当時は、何とも、仕事も人生も行き詰まった感じがして(まぁ、「当時」だけでなく、今もそうかも知れないけれども)、妙に共感しつつ読んだ記憶がある。 思えば、著者も私も、現状に満足できない、常に焦燥感に駆られて日々生きてきた世代なのかもしれない(世代論はきらいだけれど)。 著者は、その後、大学講師を辞し、曲折を経て、編集プロダクションを設立することになる。 結構尖った本を出している。 「『40代後半』という諦念(老成?而立?老獪?)」という、続編を書いてほしいものである。 本作を読んで、?年経った自分、さて、どう変化したのであろうか。

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著者プロフィール

堀切 和雅(ほりきり・かずまさ):1960年生まれ。1984年岩波書店入社。『世界』『ジュニア新書』『へるめす』編集部を経る。平行して劇団「月夜果実店」主宰。2000年、岩波書店退社。著書に『三〇代が読んだ「わだつみ」』(築地書館 1993年)、『「30代後半」という病気』(築地書館、2000年)、『「ゼロ成長」幸福論』(角川書店、2001年)、『不適切なオトナ』(講談社、2002年)、『娘よ、ゆっくり大きくなりなさい──ミトコンドリア病の子と生きる』(集英社新書、2006年)、『なぜ友は死に俺は生きたのか―─戦中派たちが歩んだ戦後』(新潮社、2010年)、『演劇に何ができるのか?』(妹尾伸子、嶽本あゆ美との共著、アルファベータブックス、2017年)ほか。

「2024年 『岩波書店の時代から 近代思想の終着点で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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