イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか―樹木の個性と生き残り戦略

著者 :
  • 築地書館
3.73
  • (3)
  • (7)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806713937

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イタヤカエデに限らず、いろいろな樹木の生存戦略の不思議さ・面白さをつづった本。

    イタヤカエデの節約指向、カラマツは針葉樹なのになぜ落葉するのか、といった感じで、タブノキという北海道人にはあまり馴染みのない木を始め、ミズナラやオニグルミ、ヤマザクラ、モミ、ニセアカシアなどの「なくて七癖」(本人たちにとってはもちろん死活問題なのだが)が大変面白い本だった。

  • 書名にひかれる。
    いろいろな樹木の話。

    樹木の生命活動。
    自然は繋がっている。

    この本の著者の本をもう少し読みたいと思った。

  • 積み読

  • 植生帯ごとに代表的な樹種をわかりやすく説明してあるので、読み物としても面白かった。図書館から借りてきた本なので、手元において読みたい。

  • こんなに樹が個性的とは 知らなかった

  • 各カテゴリーの代表的な樹木を丁寧に紹介してあり、読んでいるだけでも面白い。  本で読むだけでなく実際に見に行けたらもっと面白いんだろうなぁ。

  • いろいろ勉強になった。けど、木々たちの”生きる残るための戦略”?? それは淘汰の過程でしかないのでは~。 ま、木も考えてるんだぞ、と思うのは楽しいけれど。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

フランス文学者。1901年、東京生まれ。1925年、東京帝国大学文学部仏文科卒業。東京高等学校(旧制)教授を経て、48年、東京大学教授、62年、同大学名誉教授。文学博士。1975年、逝去。主な著作に『フランソワ・ラブレー研究序説』『フランス・ユマニスムの成立』『フランス・ルネサンスの人々』『戦国明暗二人妃』『世間噺・戦国の公妃』『世間噺・後宮異聞』など、おもな翻訳書にエラスムス『痴愚神礼讃』、ラブレー『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』など。



「2019年 『ヒューマニズム考 人間であること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺一夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×