先生、脳のなかで自然が叫んでいます! ([鳥取環境大学]の森の人間動物行動学・番外編)

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  • 築地書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806715665

感想・レビュー・書評

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  • 先生シリーズでも、今回は、少し難しい話だったかも・・・

    しかし、少し雑な写真と、可愛い動物イラスト、、、自然と本を手にしていた。
    作者 小林朋道氏が、少年であった頃の自然とのふれあいから、今の鳥取環境大学の森の人間動物行動学へ、、、の話。そして、子供達と自然に対して、動物、昆虫類、植物など、頭で、生物の習性や生態を考えるか?を学習してる所が、良い。

    京大では、孔雀を飼っていて、学園祭でも、登場していた。

    作者は、古民家に、山羊やカエルと触れ合える場所へと、そして、動物への愛好心理も、追求していくとの事、、、

    ますます、先生シリーズも面白くなて行くかも・・・と、期待する。

  • ヒトの精神と自然のつながり、がこの本のテーマ。
    大脳の生物認識をつかさどる部位(上側頭溝、側部紡錘状回というらしい)がヒト進化にどのような優位性を与えたのか、といった問に対して小林先生が解説してくれます。
    あぁ、小林先生、最高です。

  • 《先生、~》シリーズ番外編。
    今回のテーマは人間とのこと。
    あくまで動物との関わりから人間の本質を探るので、基本的にはいつもの動物のお話。
    いつもよりは少し難しい感じ。

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著者プロフィール

1958年岡山県生まれ。
岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。
岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005 年教授。
2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。
専門は動物行動学、進化心理学。
これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。
現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる。
中国山地の山あいで、幼いころから野生生物たちとふれあいながら育ち、気がつくとそのまま大人になっていた。
1日のうち少しでも野生生物との"交流"をもたないと体調が悪くなる。
自分では虚弱体質の理論派だと思っているが、学生たちからは体力だのみの現場派だと言われている。

「2023年 『先生、ヒキガエルが目移りしてダンゴムシを食べられません!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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