いのちのことば 心の道しるべ137言

著者 :
  • 東邦出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809409493

作品紹介・あらすじ

"いのちを伝えるおむすび"をにぎり続けて50余年。日々の暮らしが紡ぎだす、90歳の叡智。今を生きるための137のメッセージ。巻末特別収録『震災から、未来に向かって』。

感想・レビュー・書評

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  • 「人生もお料理も、休ませることが大事」

    壁にぶつかったり、問題がおきたとき、
    まず受け入れなさいと言っても、
    それができない人が多い。

    でもそこで、じたばた動かないで、
    しばし状況を判断する。

    それはお料理も同じなんですよ。

    味付けにしても、どんどん調味料を
    いれていくのではなくて、
    しばらく休ませることが大事。

    (佐藤初女/日本の福祉活動家
    『いのちのことば 心の道しるべ137言』より)

    * * *

    問題が起きると
    急いで解決策を見つけようとする

    白黒はっきりさせたくて
    決断をせかしてしまうことも……

    でも その状況をしばらく眺めて
    待ってみることも大切なんですね

    じっくり待っていると
    素晴らしいタイミングで
    助言をもらったり状況が変わったり

    自分自身が成長して
    受け入れられるようになったり

    お料理の煮物にしても
    火からおろして冷めていくあいだに
    味がしみ込んで美味しくなります

    あせらないで
    休ませることが大事

  • 生きること。食べること。死ぬこと。
    これから生きていく私たち。
    いかに生きるか。
    足るを知る。もったいない。

  • 時が熟すのを待つ
    いい人にならなくてよい
    その人だけの役割がある
    素直であることは大きな美徳
    悪い経験といううのはない
    日常の中にこたえはある
    苦しみは決して無駄にならない
    何事も自然に任せて無理をしない
    人はいくつになっても成長できる
    迷った時はとどまること

  • Amazon内容紹介
    “いのちを伝えるおむすび”をにぎり続けて50余年。
    日々の暮らしが紡ぎだす、90歳の叡智。
    生きる糧となる珠玉のことば集。
    愛、いのち、家族、祈り、暮らし、こころ、
    子育て、幸せ、食生活、人と人――。
    今を生きるための137のメッセージ!

    初女さんの言葉が紹介されているシンプルな本ですが、優しい語りかけに心がほっとします。

  • 食べることは生きること。
    初女さんのように丁寧に生きていきたい。

  • 食はいのち、食は生き方
    日常の中に答えはあります
    無いものでなく、今あるものに目を向けて
    自分自身で考え、自分自身で決める
    有言実行ではなく実行有言で
    迷うことは、求めて生きること
    確実なのは今だけ
    母の愛は、食べ物に宿っている
    不足などないことに気づく
    言葉は少なく、行動を多く
    傷つくのは、期待が大きいから
    賢さというのは、芯は強くあらわれは謙虚。あたたかさと包容力と感謝の気持ち。

  • 「あなたに喜んでもらえるように」がとても良かったので、新刊と知り手に取ってみたのだけれど、言葉集みたいな感じなので、なんだかとっても普通に感じた。あなたに~~○○の言葉、みたいな本と変わらないように思えてしまう。初女さんの良さを知るには彼女自身が語る他の本が良い気がする。

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著者プロフィール

佐藤初女

一九二一年、青森県生まれ。小学校教員を経て、七九年に弘前染色工房を主宰。八三年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。九二年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。九五年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第二番』(龍村仁監督)で活動が紹介されると、国内外で広く知られるようになり、各地で講演やおむすび講習会などの活動を続けた。二〇一六年、死去。『おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記』『「いのち」を養う食 森のイスキア』等、著書多数。

「2020年 『初女お母さんの愛の贈りもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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